ケ・セラセラ

こころと体が良い状態なら良いね(*^^*)

つねに前向きな「幸せを知る天才」

2014-06-27 | 2014ブログ

 つねに前向き「幸せを知る天才」 宇野千代

      (佐藤富雄著)

 

 宇野千代さんが残した数多くの著作のなかから、特に私が感銘を受けた言葉をいくつか紹介したいと思います。この短い言葉のなかに、宇野千代さんの人生がぎゅっと凝縮されているように感じます。

「人生のことは凡て、言葉の暗示である。誰でも、人にほめられると嬉しい。何故か。自分は書けない、と思うよりも、書ける、と思う方が気持が好いからである。それが自然だからである。伸びるのが自然だからである」

「私はいつもでも、愉しくないことがあると、多急ぎで忘れることにした」

「体が体を守るのではなくて、心が体を守る」

「何事をするのにも、それをするのが好き、と言う振りをすることである。それは、単なるまねでもいい。すると、この世の中に、嫌いなことも、また嫌いな人もいなくなる。このことは、決して偽善ではない。自分自身を救う最上の方法である」

「お洒落をする、或いは気持ちよく気じまいをすることは、生きていく上の、生き甲斐でもある」

「失恋すると思うから、失恋するのだ。世の中の凡てが、この方程式の通りになる」

「人は、自分の好きなことのためにする少しばかりの労苦は、心にもかけぬものである」

「心に張りがあると、人間というものは、死ぬまで、ボケるものではありません」

「たぶん、満百歳になるまでも、同じ速度で行動することを私は止めないであろう」

「私はやがて死んで行く、と思ったことが一度もない。いつまでも生きているもののように思って、今日から明日、明日からあさってへと暮らしている」

 いかがですか?まるで宝石のような輝きを放つ珠玉の言葉だと思いませんか。宇野千代さんは数え百歳の年になくなりましたが、残された数々の言葉が今も、ときまきながら生きることの素晴らしさを伝えています。(佐藤富雄)

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 私のご近所にも、80歳を超える年齢ですが、とてもお元気でユーモラスに富んでるご婦人がいます。時々お酒を飲みながらお話する機会があるのですが、活動的に色々なことをやっていらっしゃいますのでお話も楽しい。

 私もこの方のように年を重ねていきたいなあと思ってしまいます。