目指せホノルルマラソン、サブスリー!

食いしん坊の初心者ランナーのランニング日誌、大会参加記など

2008ホノルルマラソン記その6(マラソン本番その3)

2009年03月20日 | マラソン、ランニング
3年前に完全に足が攣って動けなくなった地点も無事通過し、ダイアモンドヘッドの坂を登り切る。

あと2キロを15分ぐらいで行けば大丈夫。

念願のホノルルマラソンサブスリーまであとちょっと。
下りだからもうちょっとペースを上げられるか?
でもしんど痛さの為にいつ足が止まってしまうか分からないので全く気を緩めることが出来ずペースも上げられなかった。


最後の直線でようやく3時間が切れることをを確信。
でもこの直線が結構長い。
ゴールは見えているけれども道が広いので遠近感が狂うようだ。

疲労で手が強張っているので、ゴール時に上手く両手でアロハポーズがとれるように前もって軽く親指と小指を伸ばし中三本をしっかり握ったままラストスパート。
足裏の痛みのためフォームもメチャクチャ、顔も汗と疲れでグチャグチャ。
      
それでもホノルルマラソン完走4回目の証に両手の親指と小指の4本を立てたアロハポーズでゴール!

手元の時計で2時間54分02秒、無事(じゃないけど)サブスリー達成!!!
      
やっとホノルルでサブスリー達成や~!

ゴール直後は安堵感が第一、家族の10キロウォークの経過が心配(雨がきつかったので)だったけれどジワジワ感動というか達成感、嬉しさが湧き上がってきた。
      

今回の挑戦にあたり、自分がランニングをしている事を知っている知人には今回のホノルルマラソンで3時間を切ることを目標にする事を宣言してきた。
      
体を絞り、願掛け目的で断酒(マラソン大会出場日以外)する為でもあり、そうやって自分を追い込まないと甘えてしまう性格だから。
      

そういった中で周囲の方々に嫌な思いをさせたり迷惑な事もあったかと思いますのでこの場をお借りしてお詫びします。
自分の勝手な目標達成の為に申し訳ありませんでした。
      
それにも拘らず、温かく励ましてくれたり、共にランニング大会に参加してくれたり(御褒美を共有してくれたり)、差し入れを下さった皆様、本当に有難うございました!

皆様の応援が本当に力になりました!!

そしてこの独り善がりの目標達成の為に一番犠牲になってしまった嫁さんと子供達には本当に感謝です。

外食が多いくせに家でちょっとカロリーが高そうなおかずが出たら嫌な顔をしたり、練習や体調が思うようにいかないと不機嫌な顔をしたり、休みがランニング大会で結構潰れてしまったり、練習で疲れて子供たちの相手が疎かになってしまったり、子供にマッサージさせたり…。

これからは食事制限無しで楽しく健康的なランニング生活を送るのでよろしくね!

2008ホノルルマラソン記その5(マラソン本番その2)

2009年03月20日 | マラソン、ランニング
中間点が1時間25分ちょっと。

さすがに25分は切れなかったが何とか目標の25分台で中間点を通過。

でも余裕無く走っているこの状況で5分弱の貯金でどこまで持ちこたえられるか…。

中間点を過ぎた辺りから両足の親指と人差し指の付け根が痛み出す。どうやら雨でふやけたせいもあり水疱が出来てきているよう。
靴下は分厚いので良かったのか薄い方が良かったのかこうなったらもう判らない。


しんどい上に痛いのは堪らない!
ここで先頭ランナーとすれ違い。
このままUターンしてあの人に付いて行って帰ってしまいたいなぁ。

ハワイカイ住宅街をグル~っと1周。
この1周が短い様で結構長い。

25キロ地点通過が1時間41分48秒。
“あと17キロちょっと、いつも朝走っている長さやから耐えれる筈”
と自分を励ますも痛みとしんどさで更にに長く感じる。


なるべく貯金を減らさないように必死。
”痛みを感じるうちはまだしんどさに余裕がある証拠”
と根拠無く自分に言い聞かせる。

ようやくハワイカイを1周し、ハイウエイに帰ってきた!      

30キロ地点通過タイム:2時間02分15秒。
      
この辺りの景色は非常に綺麗で好きなのだが楽しむ余裕は全く無い。
それどころか何故か急に気力が萎えて歩きそうになる。

やばい、と思いスポーツゼリーを流し込み(おなかいっぱいなので本当は飲みたくなかったが重いけど捨てるのがもったいなくてポケットにずっと入れていた)、前を走っているランナーを見て何も考えないように機械的について行く事に。

マイル表示、キロ表示がある度に時計を見て残り時間をキロで割ってこの先どの位のペースで走ると間に合うか計算しようとしたり、計算して変にペースを落としたら落とし過ぎて再びペースアップしようと思っても出来なくなる、とやめたり。
ペースを維持したり、モチベーションを上げるための材料を必死で探す。

ハイウエイは往路と復路がすれ違うようになっている。
歩きそうになっていた時、往路を走っていた普段行っているジムのインストラクターが僕を見つけ、名前を呼んでくれたので目が覚めた!
(こちらは余裕が無く声を掛けられるまで気付かなかった)

その後も往路のランナー、沿道の応援の人達が
“頑張れ!”
“good job!”
等と声をかけてくれ、萎えかけた気力が回復してきた。
こういう声援は本当に自分のやる気を振り絞る力を与えてくれた。

35キロ地点通過タイム:2時間23分15秒。
30~35キロの5キロのラップが20分59秒81と辛うじて20分台。
かなりキツくなっている。  
応援してくれる人達に
“有難う!”
“Thank you!”
と返事したり、カメラマンにアロハポーズをとったり、と“しんど痛い”ながらも何とか自分を鼓舞し、最後の難関、ダイアモンドヘッドの登りへ。

      
ここでも往路の人たちは積極的に声をかけてくれた。
むしろ声をかけてくれる頻度がだんだん上がってくる。

そっちの方がこれからまだまだ頑張らなければならないのに…。
      
この辺りで気付けば雨が上がり、ダイアモンドヘッドの方向には青空も顔を覗かせていた。

40キロ2時間44分51秒。

2008ホノルルマラソン記その4(マラソン本番その1)

2009年03月19日 | マラソン、ランニング
05:00 スタート。

前の方に並んだ甲斐あって殆どロスなくスタート。

勿論スタート同時に打ち上げられた花火を見る余裕など全く無し!
最初にペース良く走って嫌な気分を払拭しようとやや飛ばし気味に。

最初の1キロ3分50秒ぐらい。まずまず。

でもこの辺りから雨が…。

最初の5キロが20分02秒。
ほぼキロ4分ペースで走れてはいるけれど体は結構キツい。
しかも雨脚が強まってきた。
      
なるべく靴や靴下に雨が浸み込まないように水たまりを避けて走る。
あとで考えたら無駄な努力、労力の消費だったけどその時点では少しでもロスを減らすために必死だった。

      
10キロ40分03秒。
何とかほぼ40分でクリア。
“いつも10キロぐらいからペースが上がってくるのでこれからいい感じになってくる!”
と自分に言い聞かせながら最初の難関、ダイアモンドヘッドの登りへ。

      
真っ暗な雨の中でひたすら坂道を駆け上がるのは気分が滅入る。
山登りトレーニングの成果なのか、まらは直前に福知山マラソンの登りを経験した成果なのか、思ったより早めに上りの頂上に到達!


それからは小さなアップダウンの繰り返しで少しずつ足のスタミナを削り取られて行く。
雨脚も次第に強まって来て更にテンションが下がる。
既に靴の中は靴下までびしょびしょ。

     
15キロが1時間00分54秒。
何とか5キロのラップタイム20分台を死守。

      
やはりちょっとペースが落ちてきているが
”アップダウンがあったせい、まだちょっと貯金がある”
と言い聞かせながら単調なハイウエイへ。

何時もならこの辺りから調子が出てくるのだが今回は雨のせいもあるのかいっぱいいっぱい。
しかもハイウエイに入る手前でiPodが動かなくなる!
やはりリストバンドで雨ざらしでは無理ないか…。

ここから音楽が無くなり気を紛らわす手段が…。

「サブスリー」という目標を達成するのとしないのとでは、マラソンが終わった後のホノルルや日本に帰ってからの気分やご飯のおいしさが違ってくるだろうし、何よりこれが最後と決めているので一生悔いが残る、と思いながらも
“こんな雨やししょうがないか”
”それまでの努力が大事なんやしええやん”
”やっぱり海外は時差とかあるし向いて無いんかな?“
等とダメだった時の言い訳を考えながら走る。

      
20キロが1時間21分32秒。
少しずつペースダウン。

2008ホノルルマラソン記その3(マラソン直前)

2009年03月19日 | マラソン、ランニング
2008年12月14日(日)深夜 ホノルル

早めに就寝も2時間ぐらいで目が覚めてしまってそのまま寝たり起きたり。
飛行機でもほとんど寝られなかったので二日連続の睡眠不足。
夜中まで雨が降り続いてテンション↓。

起きいると何となくお腹が空いてついつい食べ過ぎ。
気付いたらバームパウダー、スーパーバームドリンク、アミノバイタルプロの粉、醤油餅、豆大福、チョコ&いちご大福、マンゴー大福、チョコレート、パンケーキの残り、パン×2、梅おにぎり、加賀味噌汁・・・

結局去年と同じく寝不足&食べ過ぎ。
普段は考えられない事だが便秘になりお腹が張る。

ちょっとでも軽く、雨も考慮に入れて携帯電話は持たずウエストポーチも無し。
下をスパッツだけにしようかとも思ったが、恥ずかしいのとエネルギー補給用スポーツゼリーを入れるために短パンは履いて行く事にした。

靴下は雨を考えて薄めか厚めか迷ったが路面の堅さを考えて厚めをチョイス。

03:30 ホテル出発。      

ホテルの下の便所でちょっとだけ出て何とか気分を持ち直し会場へ。
既に沢山の人達がゾロゾロとアラモアナセンターに向かい歩いている。
何となく早足でスタート地点に向かう。

04:00 スタート地点に到着。

ちょっとでもタイムロスを防ぐ為になるべく前の方に陣取る。

スタート直前に小雨が…。嫌な感じ。
周りの人達は結構テンションが上がってきているようだが、自分は変に自分でプレッシャーをかけているのと去年の二の舞になってしまいそうな予感でテンション上がらず。

でもこれが最後になるだろうホノルルマラソン、なるべく楽しく走って結果も残したい。

楽しくと結果のどちらかしかダメなら・・・
今回は結果かな?

2008ホノルルマラソン記その2(マラソン前日)

2009年03月17日 | マラソン、ランニング
2008年12月13日(土)ホノルル

9:30 ホノルル空港着。

10:30 ツアーバス出発。

市内観光(なんちゃらの滝、パンチボウル、カメハメハ大王像前など)へ。
機内であまり眠れなかったのでメッチャ眠い!
お決まりのコースなのでツアー要らないから早くコンベンションセンターに行って欲しかった。

12:00 コンベンションセンターに到着。


10キロウォークの申し込みをしたり


ゼッケンを引き換え、ナイキブースで買い物をしたり他のブースを見たり。
昼食にワードセンターに行こうとトロリーに乗ったら反対方向だった!
DFSで乗り換えてとりあえずアラモアナまで到着。

フードコートで偶然フルマラソン初挑戦のMASAHIRO君と遭遇!
打ち合わせも何も無く何たる奇遇!!

チーム肉の男前メンバーの彼は水曜日からハワイに来ていたのだがこちらでは雨続きだったとの事。
明日のマラソン、アフターの晩餐会での互いの健闘を互いに誓い合い別れる。
明日の朝食用にチョコ&いちご大福、マンゴーとメロン大福を購入。
去年此処で買ったマンゴー大福が存外に美味しかったのでリピート購入。

再びワードセンターに向かって出発。
徒歩圏内なので歩こうとしたら突然暴風雨に!!
近くのビルの陰に緊急避難するも横風がきつい!
なかなか完全には止みそうにもなしもうちょっとなので濡れて行く事に。
びしょびしょになってやっとこさワードセンター到着、お目当てのカカアコキッチンに。

イートインしようと思ったが既にチェックインの約束時間が迫っていたのでお持ち帰りすることにした。
帰りはトロリーを利用しようと思ったがなかなか来ない。
暴風雨は続いている。
迷った挙句アラモアナ通りまで出て何とかタクシーを拾いホテルに。

15:30 ホテル到着。

チェックイン後タワーのエレベーターまで行くのにも暴風雨に阻まれ一苦労。
ようやく部屋に着いてプレートランチを開けてみたら箱が傾いて悲惨な状態になっていた(泣)
なので写真は無し。
実際写真を撮ろうという余裕が全くなかった。

mixed plate (スペアリブ&ビーフシチュー):グチャグチャになったけどやっぱり美味い!

mixed plate (チキン&マヒマヒ):以前と比べたらいまいち。少しチキンパサパサ、マヒマヒ塩辛いかな? 

ハンバーグステーキプレート:今回のスマッシュヒット!ハンバーグがデカくて美味い!グレービーソースもウマい!!
       
カカアココブサラダ :いつも通りの美味さ。
       
餅みたいなココナッツ(?)風味のパンケーキ :結構ウマい! 
        
昼食兼夕食になってしまった。

天気の不安でややテンション下がりながら風呂に入り翌日の準備をして早々にベッドに。

やれやれ、明日はどうなることやら・・・。