人生一度きり!

これからの生き方について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

マイナンバーカード異聞

2023-10-15 20:45:54 | 日記

皆さま、お元気でしょうか。九州北部では、コスモスの花が奇麗に咲いています。(☟写真1参照)金木犀の花も独特の香りを付近に漂わせています。(☟写真2参照)

 

             写真1

 

                写真2

 

ところで、来年の秋からは原則として健康保険証が廃止され、病院の窓口でマイナ保険証を提示しなければならなくなります。表題に「マイナンバーカード異聞」と書きましたが、以下のことをご存じでしたか。経済ジャーナリスト荻原博子氏がマイナ保険証の問題点について解説しています。

 

  問題点に関する経済ジャーナリスト荻原博子氏の話  
政府の言う利点            
  より正確で、迅速な治療・診療が可能になる。    
             
  問題点            
  病院で長時間待たされるのは、受付のせいではなく、医師不足で一人一人の診療に時間がかかるためです。
               
マイナ保険証を継続的に利用するには、5年に1度、原則として役所で更新手続きをしなければならない。これを忘れてしまうと、保険料を支払っていたとしても一時的に無保険者と同じ扱いになってしまう。
             
  問題点            
  この状態で病院に治療に行くと、保険が効かず患者の10割負担となってしまう。大きな病気や大けがをしたときに、莫大な医療費を支払えないという人が出て来ます。
               
健康保険証の場合は、利用期限が来ると自動的に行政から新しい保険証が送られてきていた。
             
  問題点            
  マイナ保険証の場合、「もうすぐ期限が切れますよ」という通知こそ来ますが、通知が来た後に、更新作業を行うために役所に行かなければなりません。単身で暮らす高齢者や、体が不自由な人だと、「更新を忘れた」あるいは「通知の意味がよくわからず放置してしまった」ということが起こり得ます。そして、そのまま無保険状態になる人が続出する恐れがあるのです。
               
(出典 「マイナンバーカードであなたは破滅する」週刊現代2023.5.27より)
               
マイナ保険証は、高齢者や病弱者、障害を持った人々に過酷な制度たと思います。しかしながら政府はこのまま実施に踏み切るつもりのようです。家族親族に対応することが困難な方がいらっしゃる場合は対策を今から考えておいた方が良いようです。マイナ保険証を持つことができない人への対応策もおいおい出されてくるのでしょう。