元農協職員Dの儲かる百姓への道

元農協職員が東京都立川市の農家で修行後、伊勢の国三重県にUターンして儲かる百姓になるまでを書くブログです。

2021.3月の失敗と対策

2021-03-28 05:51:59 | 作付けメモ
☆トウモロコシ:
①種の発芽揃いが悪い→
セルトレイ播種1回目2/10(10枚)、2回目2/28(10枚)、3回目3/20(10枚)、4回目以降2週間毎(5枚?)。
播種は培養土を湿らせてから、種の向きを気にせずパラパラ蒔き、種が土と接するように指で押さえる。最後に土を被せる。
ハウス育苗の際は、トンネルをするなどトマトやナス苗と同じくらいの防寒を!

②定植後の生育が悪い→
3月中は、マルチ+不織布+ユーラックトンネルで!
津市は全国的にも桜の開花が遅い。そのくらい3月はまだまだ寒いってこと。
定植前の元肥は多めに!

☆枝豆:
①種の発芽揃いが悪い→
トウモロコシと同じセルトレイ一粒蒔きで!
移植に強く栽培期間の長い中生の品種を使う(味風花など)。
できるだけトンネル栽培を避けたいので、4月からは、極早生の露地栽培に切り替える。

②定植後の生育が悪い→
トウモロコシと同じ。
元肥はほぼ無しで!

☆ほうれん草:
6~10月出荷は、遮光システムが出来上がるまでやらない。

11月出荷は、9/24播種で。まだまだ暑いのでハウスではなく露地で!
台風や秋雨で水害があるので、必ず水捌けの良い畑を使うこと!万が一水没したら、翌日にホストップを散布する。
品種『オシリス』。マルチ無しの30m4列位。

12~2月出荷は、スーパーの単価が安いので出荷を減らし、学校給食向けに注力する(1棟目を10月中旬、2棟目を10月下旬に播種するハウス栽培。40㎝ほどのサイズにする)。
品種『福兵衛』。

3月出荷は、新鮮で艶のある露地ほうれん草を出したいので、栽培期間の1~2月中はトンネルとマルチをやめて、不織布のみでじっくりと栽培する。播種は、正月明け。
品種『福兵衛』。

4~5月出荷は、2月末播種のハウス栽培。
品種『タフスカイ』。
忙しい時期なので、短時間勝負の学校給食がベストだが、無理せずスーパー向けにしてもOK。

上記の対応で、ほうれん草だけで年間100万円は可能。

☆人参
トンネル栽培の4月採りはコストの無駄。やめる。7/7播種を守り、11~1月に良いものを安定して市場へ出荷。スーパーは売れない。

☆白ネギ
10~3月まで安定して出荷できるように品種を分ける。
品種『関羽、夏扇4号』3月上旬に播種。
品種『羽緑一本太』3月下旬に播種。
3月下旬からは露地育苗(新ハウスの脇の日陰で)。
特に、2~3月の出荷は白ネギがメインになるので、羽緑は多めに作る!
5月採りの品種『春扇』は、トンネル栽培が必須のため、やらない。

☆じゃがいも
2月中に芽出し、3/3のお雛様に定植。
3週間後には出芽する!
キタアカリ、シャドークイーンなど。

☆スイスチャード、リーフレタス
2月中に播種。3月中旬に定植。
4~5月の葉物不足を補うため、必須。











最新の画像もっと見る

コメントを投稿