元農協職員Dの儲かる百姓への道

元農協職員が東京都立川市の農家で修行後、伊勢の国三重県にUターンして儲かる百姓になるまでを書くブログです。

長ネギは儲かるのか?

2018-03-15 18:48:43 | ネギ
今日も暑くなりましたね。
畑では朝から半袖で作業。

長ネギの収穫。ネギ坊主が出る前に大急ぎで出荷しています。白羽→ホワイトスタ→そして今は関羽という品種。

収穫しながら、頭の中でなかざと農園の長ネギの反収を試算してみました。

ざっくりとですが、10a当たり7桁にのっていました。大したことない、とご本人は言っていましたが、さすがです。

長ネギは儲かるとのこと。
私は経営指標の参考にこのシリーズの本を読んでいますが、


これによると、長ネギの所得率は68%。

ただ、複数回の農薬散布・土寄せや収穫作業・葉切り皮向き袋詰め等の調整作業に結構手間がかかります。

果菜類ほどの作業時間ではないけども。

ただ、在圃性が高いのがめちゃ良いですね。昨年10月から今までですからね。6ヶ月間も!!


一束100円の手取りとして、
前日に収穫して毎日200束を出荷。そんな毎日を収穫期間180日過ごすと、

これで収益は360万円。
所得率68%として約250万円。

一人で農業やるなら栽培規模は30aが限度でしょう。

専作で規模拡大するなら、ブームスプレーヤや収穫機、調整機、選別機などの機械化が必須ですね。

補足ですが、皮向き機は60万円くらいで国から半分補助が出たらしい。

☆★☆

帰宅後、三重の母親に近所のスーパーの長ネギ一束の価格を聞いたところ、税込138円とのこと。

東京とは物価が違いすぎますね。
この辺りをよく踏まえて就農しないと。

↓これは昨年5月頃に祖父が作ってたネギ。関東とは土が違うな…


今日も一日お疲れさまでした。
だいこーより。

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