元農協職員Dの儲かる百姓への道

元農協職員が東京都立川市の農家で修行後、伊勢の国三重県にUターンして儲かる百姓になるまでを書くブログです。

白菜の調整作業

2017-12-16 17:51:25 | 白菜-レタス
今週はとにかく、収穫と出荷をこなすことで手一杯。

①PM翌日の直売所向けの収穫。
②AM9時までに直売所向けの調整作業。
③11時までにスーパー等向けの収穫。
④12時半までスーパー等向けの調整作業。
⑤再びPMは翌日の収穫

こんな感じでくるくる仕事回ってます。

本来は、ここに管理作業(寒さ対策のトンネル設置等)も入ってくるのですが。

残業してもしきれないため、援農ボランティアのご夫婦にお任せです。
本当に頼りになります。

キャベツが終わり、そろそろカブも終盤。

こうやって少しずつ収穫のピークが落ち着いてくるのでしょうね。今はとてもバタバタしとりますが。

☆★☆

今日は初めてハクサイの調整作業を。

①まず机に大判タオルを敷いて、この白菜専用包丁(刃が反っています)を準備。


②余分な葉を取り除いた後、専用包丁でおしりをカット


③ひっぱりながらラップをくるくる巻きまーす。


④巻き終わりはグッと力入れてちぎる。


⑤ラップをシールで止めて、重量計ってメモ。


こうやって作業し始めると、ハクサイに愛着がわいてきました。私も育ててみたいなあ。
先日のタイニーシュシュとかいいかも!

☆★☆

ここ数日は、仕事中や仕事終わりに「儲かる小さな農業」について考察。

5反~1町くらいの小さな農業。
規模の経済、すなわち価格では勝ち目なし。

こだわりの品質や技術を。
が、難しい技術は使わず、よりシンプルに皆で共有できるオープンな野菜作り。

小さな農業を通して、お客さんの困っていること(野菜嫌いの解消、アレルギー、コミュニケーションや運動不足など)や要望(美容・健康効果など)に応える。

誰に?何を?どうやって?

例えば、

・時間にゆとりのある多くの高齢者に、
・旬な地元野菜を、
・定期的に一緒に作業して作ることで収穫物の美味しさ倍増かつ農業の楽しさを味わう。

とかね。

高齢者は増え続けるし、
旬な野菜は作りやすいし、
運動不足・コミュニケーション不足解消だし。

ただ、儲かるための仕組みは?
年会費2万円×25人でも年間50万円。

まあ、一つの事業としてはアリかも!

今週も一週間お疲れさまでした。
だいこーより。

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