肺ガン記録

2010年3月に肺ガンが発覚した自分が、胸の内を綴る。

しあわせのものさし

2011年05月23日 | 思うこと
自分たちと年齢構成が近い、仲の良い夫婦。


稼ぎが安定してて、マイホームがあって…という点まではうちと一緒だが、
可愛い子どもがいて、両者病気も無く健康…という点はうちと異なる。


正直、羨ましくねたましく思うことがある。
「二人には長く明るい未来が広がっているが、自分たちは……。」と。


でも、そんな一見幸せいっぱいそうな夫婦だがしょっちゅう喧嘩してしまうという。
彼らのブログからは微塵も感じないが、二人の性格からして衝突してしまうのは
容易に想像できる。


しかしどんな理由で喧嘩しているにせよ、
自分から見たら「十分幸せじゃないか。喧嘩するなんて贅沢だ!」と思うね。


しあわせのものさしは人によって違うということか。





喧嘩

2011年05月20日 | 思うこと
相方と喧嘩をした。


「もっと自分を大事にしてください。頼みます。」


とメールに書いてあった。


自分としては良かれと思った行為だったのだが。


12年目

2011年05月20日 | 思うこと
肺ガンとの戦いが12年目となる女性が昨日54歳の誕生日を迎えられた。
おめでとうございます!


彼女のブログにはいつも勇気を頂いている。


闘病生活が長いけど、彼女の人生は輝いている。
願わくば、来年も再来年もずっとずっと誕生日を迎えて欲しい。


そして私も彼女に続き、何度も誕生日を迎えたい。

胃ガン

2011年05月19日 | おくやみ
昨日、会社の元メンバーが亡くなっていたことを知った。40代男性。
自分が知らなかったのも無理は無い、命日の昨年4/30と言えば入院真っ只中だったから。
胃ガンだということは聞いていたけどまさか亡くなっていたなんて…ショックだ。


5/16に児玉清さんも胃ガンで亡くなられた。
さらに娘さんも同病で36歳の若さで亡くなっていたと言う。


肺ガンのことしか調べていなかったけど、胃ガンも死亡率が高いようだ…。

自分は強い?

2011年05月04日 | 思うこと
今まで何度か言われたことがある言葉。


「○○さんは強いね。肺ガンになっても前向きで、仕事も続けて…。
 自分だったらそうは出来ないと思う。」


と。

GW中友達の親にもそう言われた。


いやいや。
自分だって死を想像してしょっちゅう落ち込んだり泣いたりはしてる。
幸い今の治療の副作用が軽いので、健常者同様の生活を送っているだけさ。


とは言っても、いくら体が平気でも精神的にもっともっと凹んでいたら
食欲だって無いだろうしどこかに出かけたりも出来ないだろうし
人に会うのだって嫌になるだろうし…


そういうのが無いって事は自分って強いのかな?
図太いという方があっているかも知れないが。


ただ、ガン患者の気持ちはガン患者にしか分からない。
「自分がもしガンになったら」なんて想像の範疇でしかない。


自分がガンになる前は
ガン患者=ベッドに寝たきり、髪の毛が抜ける、ガリガリに痩せた体、無気力
というイメージを持っていたが、必ずしもそうでないんだなということを
自分の身を持って体感している。(今のところ)