肺ガン記録

2010年3月に肺ガンが発覚した自分が、胸の内を綴る。

CTでの評価

2012年10月05日 | 通院
LDK378を投与してから初めてのCT撮影。


原発の肺は変化なし。(肺炎の痕のようなもののみ)

肝臓に転移したガンは、投与前に比べて1/2ほどに縮小!
どうやら奏功しているようだ。


よかった。


それにしても今週は肺がんで3人も著名人が亡くなり、悲しい。

通院 -治験中止

2012年02月23日 | 通院
11月のCTでは問題なし。
12月のCTでは肝臓に転移した部分が若干濃くなっているように見える。でも治療を変えるレベルではないので経過観察。
1月のCTでは12月から変化なし。


そして本日2/22のCTでは…


肝臓に転移した部分は12月からそう変化は見られない。
しかし、リンパ節のがんが若干増大、肺の一部に酸素が行きとどいていない=軌道をがんが塞いでいる
と複数の増悪所見が見られ、「耐性ができたとみなし、治験薬中止」となった。
ついにこの日が来てしまったか…。残念。


治験薬を身体から抜くために、数週間は休薬期間となり、その後新たな治療…3rdラインが始まる。
自分に提案された3rdラインの選択肢は二つ。


【アリムタ】
・最速で2週間後から治療開始可能。(前の投薬から2週間開けないといけないため。)
・点滴治療。最初の2週間は入院、その後3週間ごとに通院して点滴&経過観察。
・標準治療なので普通にお金が掛る。一回15万円。更にCTやMRI代も負担。
・おもな副作用は投与後数日吐き気、倦怠感、食欲不振。しばらくすると収まる。
・脱毛発疹等、目に見える副作用はほぼ無し。

【タルセバ+ARQ197】
・最速で4週間後から治療開始可能。(前の投薬から4週間開けないといけないため。)
・内服薬。薬は家で管理。最初の2週間は入院、その後2週間ごとに通院して経過観察。
・治験なのですべてタダ。(入院費は負担)
・おもな副作用は全身にできる発疹。飲み続けている限り発症する人もいれば、
 一度発症したがその後落ち着いた人もいる。個人差あり。



効果はほとんど差は無いらしいので、あとは「副作用」「経済的負担」などで判断し選択することになる。
今のところ後者に気持ちは傾いているが、正式な決定は3/7に報告する予定。


~発覚・経緯~

2010年1月
健康診断で引っかかる。「左肺に浸潤影が見られる」

2010年2月下旬
精密検査。

2010年3月
腺平上皮肺ガン3a期発覚。


★1stライン治療開始(4コース)
放射線治療+ニモツヅマブ(治験薬)+シスプラチン+ビノレルビン(ナベルビン)

2010年03月08日~04月30日 長期入院(1・2コース)
2010年05月10日~05月13日 短期入院(3コース目始まり)
2010年06月07日~06月11日 短期入院(4コース目始まり)
2010年07月05日 4コース終了。


以降、経過観察。
この間、放射線治療の副作用である食道炎に悩まされる。
ものを飲み込むたびに激痛。ツバも飲み込めず。

2010年11月05日 肝臓への転移が発覚。

★2ndライン治療開始
ALK阻害剤PF-02341066(治験薬)

2010年11月15日~11月23日 短期入院


現在、PF-02341066を1日2回(250mg×2)を服用。
3週間に一度通院、6週間に一度CT撮影。

2012年2月22日 治験中止。

通院 -少し変化あり

2011年12月01日 | 通院
今日は通院。
6週間に1度のCT撮影だった。

いつも通り「問題なし」で済むと思いきや、

肝臓に転移した部分が若干濃くなっているように見えるとのこと。
確かに6週間前のCTと比べるとそう見えなくもない…。

「かなり微妙なので、見え方の誤差なのかもしれない。
 すぐに治療を変えるレベルではないので経過をみましょう」とのこと。



・影の見え方は単なる誤差、肝転移ガンは現状維持→今まで通り治験薬続行

・肝転移ガンが進行している→耐性ができたとみなし治験薬中止→別の抗がん剤治療へ



さぁ、どちらになるのか…。



ちなみに、元である肺ガンのほうは落ち着いているようだ。
今日の写真では問題なし。

通院

2011年11月25日 | 通院
半年に一度の頭部MRIの検査。

頭部の検査はやはりドキドキする…。
結果、異常無し。良かった。

昨年11月から飲み始めた治験薬のおかげで、本当に安定している。
ありがたい。

治験薬投与2年目もどうか穏やかに過ごせますように…。