肺ガン記録

2010年3月に肺ガンが発覚した自分が、胸の内を綴る。

自分は強い?

2011年05月04日 | 思うこと
今まで何度か言われたことがある言葉。


「○○さんは強いね。肺ガンになっても前向きで、仕事も続けて…。
 自分だったらそうは出来ないと思う。」


と。

GW中友達の親にもそう言われた。


いやいや。
自分だって死を想像してしょっちゅう落ち込んだり泣いたりはしてる。
幸い今の治療の副作用が軽いので、健常者同様の生活を送っているだけさ。


とは言っても、いくら体が平気でも精神的にもっともっと凹んでいたら
食欲だって無いだろうしどこかに出かけたりも出来ないだろうし
人に会うのだって嫌になるだろうし…


そういうのが無いって事は自分って強いのかな?
図太いという方があっているかも知れないが。


ただ、ガン患者の気持ちはガン患者にしか分からない。
「自分がもしガンになったら」なんて想像の範疇でしかない。


自分がガンになる前は
ガン患者=ベッドに寝たきり、髪の毛が抜ける、ガリガリに痩せた体、無気力
というイメージを持っていたが、必ずしもそうでないんだなということを
自分の身を持って体感している。(今のところ)