s*mile!

徒然なるささやかな日常

女だらけの北海道旅行・13

2005-10-14 19:46:22 | travel
::10月1日 土曜日 午前6時::

旅の間は早起きな妻。
夫も仕事なので起きているらしくメールが来る。
北海道と滋賀で同じ番組を眺める夫婦。
それがポンキッキーズだったりする。

実は加湿器を借り忘れてしまい、
喉の調子がイマイチ。
失敗したなぁ…と思いながら
今更お風呂にお湯を張ってみる。
出発までになんとかなればいいな…という淡い期待。
朝食はバイキング。
昨日の事を思い出すと泣けてくる味。
でもビジネスホテルだからあんなものかな。

9時にロビーで待ち合わせ。
母の強い希望で北海道美術工芸村へ行く。

ホテルから出てしばらくすると、
後部座席に座っていた母が
「ああああーっっ!!!」
と叫ぶので、どうしたのっ!?というと
ガックリと頭を垂れて
母「昨日のパン、ホテルの冷蔵庫に忘れた~」
私「グッジョブ、マミー」
母「食べようと思ってたのにぃぃぃ!!」
引き返す暇はなかったので、
哀れなお総菜パンは置き去りのままになりました。
ごめんなさい、美瑛駅前のパン屋さん。

工芸村は伝統工芸の「優佳良織工芸館」、
国際染織美術館」、「雪の美術館
三つの施設が集合している所です。
ここが、思いの外良かった!
園内には(というか道内全体に言えるんだけど)
ナナカマドの並木があって
真っ赤な実がたわわに実っていて綺麗。
染織美術館には、世界中の織物が展示してあって、
昔の人の手仕事のすばらしさに驚くばかり。
優佳良織りも実演しているのを見られるんですが、
機織り機で細かい縦糸に横糸を通す様は職人技。
この二つの施設より何より、
全然期待してなかった「雪の美術館」が
想像以上に素晴らしくて、ビックリ。

扉やランプ、至る所に雪の結晶のモチーフ。
立入禁止エリアのチェーンまで雪の結晶。
雪の様々な事が映像で学べる部屋や、
雪の結晶の写真で作られた部屋や、
氷の回廊があったり(寒いので注意)
結婚式が挙げられる、大きな音楽堂があって、
このホールの天井画が素敵でした。
ここで結婚式したいと思う気持ち、分かるな。
兎に角いちいち小物が可愛くて、
雪の結晶好きにはたまらない美術館です。

ここで、優佳良織で使っている
糸を巻いた糸巻きを購入。
まだ試作品で一つしかなかったものを
お願いして販売して貰いました。
どこに飾ろうかな。
これからの季節の楽しみです。
もう二回りくらい小さくても可愛いかも。

雪の美術館を出たところで、
木の陰から何かが飛び出す所を目撃。
妹が
「猫かなんかいるー」
と言うのでまじまじ見てみたらリスでした。
野生のリスだー!!
妹と可愛い可愛い良いながらカメラを構えて
母に回り込んでもらって
こちらに逃げてくるようにし向け(酷い)
バッチリ写真を撮りました。
だいぶ引きだけど、気にしない。

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