城崎温泉

結婚式をしてから新婚旅行にも行けず
さすがに嫁さんに申し訳無いので、プチ新婚旅行として城崎温泉へ。
いちおう、本チャンの新婚旅行はイタリアの予定です。
が、まだパスポート持ってなかったり…

ともあれ蟹のシーズンでもありますし、日頃の疲れを癒しに行ったわけです。
城崎と言えば、私にとっては国語の教科書に載ってた志賀直哉【城の崎にて】の印象が物凄く強く
一度、どんな温泉街なのか行きたかった場所でもあります。

この大谿川が有名というか、ＴＶでも城崎を紹介するのはここですね。


私は初めて歩いたのですが、車がすぐ横をバンバン走るのには驚き。
店とかあるから規制は難しいのだろうか…

チェックイン前だったので、荷物を預けて散策。
飲泉場　駅前にもあります。

ほんのり硫黄の香り
志賀直哉も｢湯の塩気の強さは少し困る｣とか言ってたらしい。

その志賀直哉ゆかりの旅館：三木屋。

値段もなかなかですね…

城崎温泉の元湯。


ここから各旅館に温泉水が供給されているのか？

さてチェックインできる時間になったので旅館へ
我々夫婦は旅館 泉翠（せんすい）さんにお世話になりました。

　

リフォームした為か玄関とても綺麗。

城崎が７つの外湯めぐりが有名とは知りませんでした。



こうやって浴衣とタオルと1日券を貰って、下駄履いてカラコロと街を歩くのが醍醐味だそうです。
イメージ図


まずは旅館から一番遠い、鴻の湯へ

コウノトリが足の傷を癒していたことから発見された温泉らしい。本当か？

外湯やってるところはこんなバーコードリーダーが設置されていてハイテクです。

しょっぱなとって気持ち良かった。
何件回れるかわかりませんが、ペース配分が大事。
1か所につき２０分って感じで嫁さんと回りました。

２件目　まんだら湯

狭いし、人もちょっと多かったので芋を洗う印象…

３軒目　御所の湯


ここは広くて気持ち良かった…
露店風呂裏には滝が流れてて美しい…

３軒回ってのぼせてきたのと、食事の時間(１８時)になったので旅館へ

もちろんかに三昧であります。



ロシア採れたカニ。冷凍だそうですが、本当に冷凍か？
超美味しい！お店の人曰く、現地の蟹よりロシア産の方が美味しいらしい。

食事を終えて再び温泉へ
夜の温泉街も美しい


４軒目　一の湯
志賀直哉の作品でも出てくる城崎温泉の象徴ともいえる温泉。


なんと洞窟風呂なのだ。

５軒目　地蔵湯

気持ち良かったけど、ここまで来るとのぼせ上って茹でダコ状態。
外湯って一気に回るんじゃなくて、何日も何回も来て回るべきだと自覚しました。

さて、城崎には文学でも盛り上げようとこんな本が売られています。
湊かなえ「城崎へかえる」

蟹の殻みたいです。本を取り出す時は本物のようにほじくり出す仕様。

翌日は温泉卵も食べました。






足湯も楽しみました。


ちなみに旅館では家族風呂もありまして
気の湯、陶の湯に浸かりました。



結局は６か所のお風呂を堪能した格好。
疲れをとるハズが楽しかったけど、結構疲れたかも知れない。

カニもまた食べたいし、行って無い外湯もあるしで
また城崎に来たいと思います。