栄養ドリンクとエナジードリンク

2020年09月23日 07時53分34秒 | 自己満足的疑問解決
レッドブルが日本に入ってきたのは2005年くらいらしいです。
私は認識したのは2011年ごろで、前の会社の時にレッドブルカーがサンプルを配りまくってたのが始まり。
カフェインが沢山入ってるから昼からの眠たくなりませんよ!って言われた気がします。

それからいつの間にかモンスターとかが入ってきて
すっかりコンビニでもお馴染みになりました。


職場の先輩なんかは朝からモンスター飲んでて
「朝からエネルギー不足かい!」って思ったことがあります。
かくいう私も体調が悪い時や、夕診の前なんかはお世話になるのですが…

さてエナジードリンクが一般的になる前は栄養ドリンクが主流だった気がします。
アリナミンとかリゲインとか、リポビタンDとかです。
それにしても日本人だけかも知れませんが、昔からエナルギーチャージが必要だったんですね。

さて今はエナジードリンクが主流になっている気がしますが
栄養ドリンクとエナジードリンク の違いは何か?答えは一目瞭然です。


エナジードリンクは清涼飲料水に分類されますが、
栄養ドリンクは医薬品・医薬部外品に分類されます。

ぶっちゃけて言えば成分が違うわけでエナジードリンクはジュースと同じ分類
“身体が元気になる!”とか効能効果を謳えないワケであります。
レッドブルの“翼を授ける”は効能効果ではないわけです。

成分的に良く言われているのが“タウリン”です。
日本ではタウリンはエナジードリンクには使用できません。
タウリンはうちの職場にも置いてますが、薬効を説明すると
胆汁酸と結びつくことでコレステロールを消費してコレステロールを減らす、
心臓や肝臓の機能を高める、視力の回復、インスリン分泌促進、高血圧の予防など、さまざまな効果があると言われています。

つまりは疲労回復とは言いすぎなので、肉体疲労時の栄養補給という表現をしている感じです。

エナジードリンクはタウリンの代わりにアルギニンが使われています。
アルギニンはアミノ酸の1つでタウリンの代替として使われていますが効果はタウリンにはかないません。

個人的に思うのですが、栄養ドリンクとエナジードリンク の両方に貢献しているのは
“カフェイン”と“糖分”かもしれません。コーヒーに入ってるアレですね。
眠気覚ましに使われる通りカフェインは脳を興奮させ、目が覚めます。
糖分は血糖値を上げるので、いわばエンジンがかかった状態にするイメージでしょうか。

でも結局は元気の先取りのような感じなんで、切れた後にグッタリする感覚を覚えます。
鬼滅の刃でいう痣みたいなものです


基本的に薬剤師も肉体労働なんで、こういったものに頼らざるを得ません。
けどこういう栄養ドリンクとエナジードリンクには正直、頼りたくないもんですね。
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