食の二極化?

2006年09月20日 01時34分15秒 | 意見・物申す
昨日のニュースで日本はいきなり食糧難になったのかと錯覚しました。
牛丼のニュースばかり。会社でも吉野家の話しました。

安全かどうかもハッキリしない中でのアメリカ産牛肉の発売。
国は国民に“選択させる”という選択を与えたわけだ。
ま、何食うかなんてのも自由。自己責任ってわけですな。

昨日の真相報道 バンキシャ!では
アメリカ産牛肉に対して
安心 37人  不安 63人
吉野家の牛丼再開について
期待する 58人 不安 42人

と何だか矛盾する結果。
アメリカ産牛肉は怖いけど、吉野家の再開は嬉しい!
ま、プリオンで死ぬなんて交通事故になる確率より
断然、低いんだし、こんなもんか。

私自身もアンケートされれば、上のように答えると思う。
スーパーではアメリカ産は避けるけど、まあ吉野家なら良いかって感じ。
アメリカ産が見えない(見え難い・強調されてない)ってことで
いささか感覚が鈍くなっているのかも?

で、アメリカ産牛肉は選択しないって選択は可能なんだけど
実際には本当にそうか?

私のように所得の少ない人間は買い物する時に
どうしても値段から見てしまう。
もちろん新鮮さとかも考慮に入れるけど、
値段の範囲で良いものを!って目線になってしまう。

この前の記事で「中国産は買わない!」て宣言したけど、実は破ってました。
先週、蜂蜜を買ったのですが量と値段を比べた場合、
どうしても国産よりは中国産のほうが量も値段も圧倒的に安いからです。
2.3倍ぐらいの差をつけられてしまうと、
いくら国産推進派の私でも手が出にくい。

そこへ行くとやっぱりアメリカ産の肉は安いじゃないだろうか?
比較的安い上に、状態もよければ手が出てしまうかも知れない。

もう格差社会が定着してしまっているけど
格差社会の恩恵として、経済力や学歴の他に健康が
加わったりはしないだろうか?

結局、アメリカ産を食べないって選択を選びたくても
経済的な事情でそれが不可能になるわけだし・・・
何年後かに所得差と「プリオンによる疾患」には
相関があるって結果が出たりして。

ま、結局。プリオンが怖けりゃ食うなって話になるわけですが・・・
次は10月の1~5か。
食いに行ってみようかな?

「吉牛」、1日だけ販売再開 各地で完売相次ぐ (朝日新聞) - goo ニュース
吉野家の牛丼の販売が18日、約2年7カ月ぶりに再開された。米国産牛肉の輸入量がまだ少ないため9月中はこの日だけ全国1000店で100万食を販売。夕方までに完売する店が相次いだ。多くのファンが詰めかける一方、米国産を不安視する声も根強い。
 全国一の売り上げがある東京・有楽町駅前の有楽町店。午前11時少し前、「お待たせ致しました!」と加藤忠央店長(33)らが店舗前で深々と頭を下げると、客たちから拍手が上がった。
 列の先頭は、12時間近く待ったという東京都文京区の大学院生・梅城(うめき)崇師(たかのり)さん(24)。禁輸前より100円高い380円の「並盛」を平らげると「肉が多すぎず、少なすぎず、『ジューシー』。これぞ吉野家」と満足そうだった。
 東京都羽村市から来た会社員の中野水鈴(みすず)さん(27)は「家族から頼まれた。みんなの分を持って帰ります」。同店では、約2000食が4時間あまりで完売した。
 一方、冷静な見方もある。東京都豊島区の40代の女性会社員は、ごった返す店舗を横目に足早に通り過ぎた。「米国産が安全だという材料が少ない。確実に安全とわかるまで食べないつもり」
 吉野家は、10、11月の1~5日にも1日100万食を限定販売する。創業店の東京・築地店や、今月21日から時間限定で販売する北海道内の店では毎日食べられる。
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