まあ想定内だけど…

2022年08月14日 14時40分36秒 | + プラス
解熱鎮痛薬「ロキソニン」を出荷調整 通常再開は未定
新型コロナの感染急拡大の影響で「ロキソニン」が出荷調整となりました。
第一三共は、解熱鎮痛薬「ロキソニン錠60ミリグラム」について、これまでの取引先を優先して出荷する「出荷調整」を始めました。
従来の供給量は確保しているものの、医療機関や薬局などに割り当てられた数量で対処するよう求めています。
その一方で、すべての受注に対応する通常出荷を再開する時期は「未定」としています。
解熱薬を巡ってはあゆみ製薬が「カロナール」の出荷調整に踏み切るなど、各メーカーが需要の急拡大への対応に追われています。


ロキソニンが無くなるだろうというのは想定内の話。
なにせセファゾリン事件を経験してますので。
日本の医療で実は綱渡りだったりする? - 週間ダイジェスト+

簡単に言えばセファゾリンという抗生物質が供給困難になって
どこの医療機関も代替薬に切り替えるもんだから、セファゾリン以外の抗生物質も
供給困難を引き起こしたというもの。

今回はカロナールの代替薬としてロキソニンが選ばれているもんだから
それが供給困難になったというものです。まったくセファゾリンの時と同じ。
なもんで、うちは優秀な後輩が先を見越してロキソプロフェン(うちは後発品を使ってる)を
少しづつストックしてくれてて、今のところ在庫は多分大丈夫なハズです。
そもそもロキソニンは色々なメーカーが作ってるので、カロナールのように供給困難で困るというのは少ない気がします。

ロキソプロフェンの原末の供給さえ問題なければ・・・ですが。

さてカロナールの在庫が本当に危ない。

普段、コロナワクチンの仕事とかをしないのでカロナールの在庫くらいは…と職場でも色々やっていますが
8月12日の日勤が終わった時点でカロナールの200㎎が1万1千錠、500㎎が1千錠でした。
かなり潤沢に見えるかも知れませんが、ドクターには色々制限してもらって200mgに関しては1日1千錠消費されます。
したがって11日分の在庫です。
つぎの入庫は8月22日の予定で、しかも何錠入庫するか未定の状態です。
今日は確か発熱外来の輪番の日だから、消費量もとんでもないことになっていると思います。
明日、出勤して在庫を数えますが処方制限とか色々策を講じないといけないかも知れません。

さて、〇✖が供給困難って報道。
最初は供給困難なのに拍車がかかるやん!って思ってましたが、
これだけ大大的にTVでやって貰えると患者さんに説明しやくなったりしています。
「報道しているとおり供給困難で、病院に入ってこないんですよ」とか
あとはどれだけコロナが治まるかですね…

高止まり・・・減少へ転じると思いたいのだけど…

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