必要なものは欲しい 製薬メーカーもケチになった?

2024年09月29日 22時39分01秒 | + プラス
年末の話になるのですが、某漢方の会社は年末になるとお屠蘇をくれてました。
京都の職場とは言え、お屠蘇を知らない職員も居て
私個人としてはありがたく頂戴していたのですが、昨年あたりから配布を停止したようです。

ざっくり言えば、病院と製薬メーカーの癒着を無くしましょうってことなんだけど
お金を持ってる医者にチマチマしたもんを配ったところで、採用の有無に左右されないのでは??
なんて思っています。ほとんどの医者はその薬が効くか効かないかに関心があるんじゃないかな??

それとは別にして製薬メーカーも色々と取り組みを決めているようです。


古い記事になりますが、詳細はこんな感じです。
全文は下の方に載せています。
製薬各社、医療関係者向け贈り物禁止へ 香典や販促品(1/2ページ) - 産経ニュース

違うサイトではこんな感じ


とりあえず困るのが患者に渡す物品も何だかんだと言い訳してくれなくなったのが本当に面倒だったりします。
採用している薬の説明書なんかは普通にくれるのですが、一番困るのが血圧手帳。
最近はスマホのアプリがあるだとかの理由で、製薬メーカーから貰えないのが本当に困ります。

例えば私の場合は脳出血を起こした患者には「治療のメインは血圧管理やで!」
って感じで患者への啓蒙になるのですが、口頭説明のみだったりして十分でない感じでした。
最近ではスマホのアプリがあるよって感じで啓蒙していたのですが、どこか不十分だったりしてます。

思うに製薬メーカーもあれこれと財政状況が厳しいので
削れるところは削るって方針なんで、血圧手帳の削るってのもその一環なのかな??
あれこれ理由をつけてケチっていると思うのは私だけかな??

最近は薬の供給もまともにできないんだから、ちょっとした心配りをしても良いんじゃないかな??

いや、まずは眼の前にいる困った人では?????

製薬各社、医療関係者向け贈り物禁止へ 香典や販促品(1/2ページ) - 産経ニュース
国内の製薬企業各社が、医療関係者への贈り物を来年1月から禁止する方向で検討を進めている。企業名の入ったカレンダーやボールペンなどの販売促進品だけでなく、従来、社会儀礼として行ってきた香典も対象になる。国際製薬団体連合会(IFPMA、スイス・ジュネーブ)が営業の倫理規定を改定して贈り物を一切禁止するのに伴う措置。ただし、営業現場などからは「香典は日本の人付き合いに重要」「文化を否定されたようだ」と困惑の声も上がっている。
 国際的に活動する製薬企業と団体で構成するIFPMAが規定を改定し、来年1月から付箋(ふせん)紙など少額の販促品提供を禁止する。これまで「重要な、国民的、文化的または宗教上の」理由があるとして例外的に認めていた日本の香典や供花のほか、中国の菓子「月餅(げっぺい)」など各国の社会儀礼に合った贈答品も禁止する。
 加盟団体や企業は規定を順守するのが前提で、IFPMA加盟団体で、国内の主要製薬会社が所属する日本製薬工業協会(製薬協)も加盟71社に対して告知し、対応を促している。
 武田薬品工業や大日本住友製薬は従来行ってきた香典と供花、販促品の提供をIFPMAの規定改定に従って取りやめる。田辺三菱製薬、小野薬品工業は結婚・出産にまつわるお祝い品の提供も禁止の方向で検討。塩野義製薬も現在は上限1万円とする香典などについて「見直していく」としている。
近年、製薬業界では公正な競争のための規制が強化され、MR(医薬情報担当者=営業職)による医療機関の接待が禁止されている。中元や歳暮を社内規定で禁止している企業も多い。
 今回の改定で営業の現場では「透明性が確保され、競争がより公正になる」と歓迎する声がある。一方で、「人と人のつながりのために必要な社会儀礼。日本の文化を否定された気分」「IFPMAに加盟していない企業との差がつく」と国際基準の介入に困惑する声も多い。また、社名の入った販促品について「在庫が多く困っている。団体への寄付などを考えている」と対応を急ぐ企業も出てきた。
 製薬協では長年、IFPMAに対し、国独特の文化であると主張してきた経緯があるが、欧米の基準に合わせて一切禁止となった。製薬協の田中徳雄常務理事は「加盟各社には新しい規定を理解して、対応してほしいと周知徹底していく」としている。


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