雨のにおい:ペトリコール

2023年07月27日 14時16分32秒 | 自己満足的疑問解決
嫁「雨のにおいがしてきて…」

私「あ~ ペトリコールやな」

嫁「なにそれ?」

昨日の雨の話をしてて雨のにおい=ペトリコールの話になりました。
私自身、何年か前に調べててブログにしたつもりだったのですが、
書いてなかったので、改めて記事にしようという感じです。

例によってWIKI先生を引用すると
ペトリコール(英: Petrichor)は、雨が降った時に、地面から上がってくる匂いを指す言葉。ギリシャ語で「石のエッセンス」を意味する。
ギリシャ語の「ペトラ(石)」+「イコル(神々の静脈を流れる空気のような液体)」が語源のようです。

そして調べててわかったのが、ペトリコールが雨の降り始めのにおいに対し
雨上がりの時のにおいにも“ゲオスミン”という名前があるそうです。
何とも言葉に表せないスーンとした感じのにおいですかね?

あとオゾンもにおいに関係しているというのも驚きです。
これはスーパーの野菜売り場に行けば、殺菌灯の影響でオゾンが出てるので
なんとなくわかる気がします。

雨が降るのは嫌ですが、これだけ太陽光が強いと
ちょっとの雨でもなんだかほっとします。
今年は10月まで暑いそうなんで、あと2か月は耐え忍ばないとですね。

検索してみると2日前にYAHOOでも取り上げられていました。
わざわざ調べなくても全部書いていたという…

「雨のにおい」はどこから来るのか?(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース

**冒頭はよくわからないので飛ばしています。
雨の日に、私はしばしば雨のにおいを感じる。皆さんの多くも雨のにおいがわかると思う。
雨のにおいは「ペトリコール」と呼ばれている。これについて知っておくべきことを以下に記す。
ペトリコールは、雨のにおいを説明するための用語だが、実際のにおいは地面から発せられる油分や化学物質によるものだ。
このにおいは、分解された有機物が土や岩石、鉱物と混ざり合うことで発生する。
ペトリコールという言葉は、ギリシャ語の「ペトラ」(地球の石)と「イコル」(神の血に関連する神話の言葉)に由来する。
最近、著名科学ジャーナリストのアンドリュー・レブキンが、米国化学会(ACS)のとても役立つウェブサイトを教えてくれた。
同サイトで公開されている資料にはこう書かれている。
「ペトリコールはオーストラリアの科学者らが1964年に提唱した用語で、雨に関連する独特な土のようなにおいを言う。
このにおいは、雨水とオゾン、ゲオスミン、植物油などの化合物に由来する」
上に出てきた用語のいくつかには、馴染みがないかもしれない。私は大気科学者なので、オゾンについては説明できる。
オゾンは、成層圏では有害な紫外線から私たちを保護してくれる存在だが、地表では汚染物質にもなりうる。
米国化学会のウェブサイトによると、雷が発生すると、
「酸素分子と窒素分子(いずれも2つの原子からなる)が分裂し、再構成されて一酸化窒素(NO)とオゾン(O3)が作られる」。
雨粒によって地表に運ばれたオゾンはペトリコールにかおりを付加する。
では、ゲオスミンとは何か? 同サイトによると、
「放線菌と呼ばれる土壌中の細菌が、ゲオスミンという化合物を分泌し、それが雨粒によって土壌から大気へと放出される」のだという。
ACSのライターは、人間の鼻はゲオスミンを、5 ppt(1pptは1兆分の1)以下の濃度でも感知できると書いている。
降雨の際に放出されるステアリン酸、パルミチン酸などの植物油も、ペトリコールのにおいに寄与している。
興味深いことに、この文章を書くために文献を調べていた時、米ロックバンドのPhish(フィッシュ)による「Petrichor(ペトリコール)」という楽曲があることを知った。
さらに、同じ名前のワイン用ブドウ園もある。何とも驚きだ。
皆さんが今後、雨のにおいに触れた時、これまで以上にその香りを楽しめるようになれば幸いだ。

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