2023年2月1日(水)
今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」は、新しい切口の脚本で なにやら面白そうな雰囲気。 そこで、より楽しむために
聖地巡礼へ出掛けてみることに。
だいたい歴史エピソードなんて 勝ち残った人が自分に都合よく書き換えたり、後世の人の創作だったりで、真実は(???)
なので、このような徳川家康像もアリではないでしょうか。 一部の人からの悪評など気にせず、がんばれ 松本 潤!
そんなことで まずやって来たのが久能山東照宮。
徳川家康は、元和2年4月17日(1616年6月1日)に駿府城で没すると、密かに久能山に運ばれ、通夜も行なわれずに埋葬されています。
遺言で、久能山に遺体を納め、増上寺で葬儀を行なったら、一周忌の後に日光山に小さな堂を建て、勧請せよと指示しているので、
一周忌後に日光山へ改葬されています。 とのことですが、ほんとうに亡骸が 日光東照宮へ移されたどうかは 謎らしい。
もちろん、表参道から1159段の石段を登って参拝。 日本平からロープウエイを使っては 聖地巡礼の意味が半減しますから。
でも、これが意外とキツイ。 軽く準備体操をして ゆっくり登りはじめるのが良さそうです。
お尻の筋肉がツリそうになりながら辿り着いた東照宮は、平日の朝一番というのに すでに十数人の参拝者がいらしたのが意外でした。
これは NHK大河ドラマの影響か、それとも普段から こんな参拝者がいらっしゃるのか、どちらでしょう。
それと、御朱印ブームは まだまだ続きそうな雰囲気だったり、若いお姉さんが二組も ご祈祷を受けられていたのには、ちょっと驚きです。
ちなみに、家康梅の蕾はまだ固かったのに 寒桜は3分咲きぐらいでした。
その後、社殿博物館を見学して駐車場に戻ったのが11時近く。
さて、これから「どうする家康」ってことで、駿府城址は帰りに寄ることにして 次は浜松城じゃ~。
藤枝バイパス - 日坂バイパス 。- 掛川バイパス - 袋井バイパス - 浜松バイパス と乗り継ぎ、途中での昼食をはさみ 到着が13時半ごろ。
静岡で横浜家系ラーメンを食べるところが、グルメじゃない なんちゃって歴史マニアらしいところかも。
ちなみに、オープンに向けて準備中(2月はプレオープン)の大河ドラマ館の壁は、ピアノの塗装と同じピアノブラックとのこと。
浜松は 楽器の街ですから。 ご苦労様です。
徳川家康が17年間在城した浜松城は、江戸幕府300年の原点となった出世城... 現在は、野面積みの石垣が目を引きます。
天守閣は、鉄筋コンクリート造模擬で1958年(昭和33年)に再建され、2021年に展示のリニューアルを行なったらしい。
でも、展示されている甲冑が久能山東照宮博物館のレプリカというので、中には入りませんでした。
徳川家康の遺訓
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。
不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。
堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。
勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。
おのれを責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
では、では、
< 「どうする家康」聖地巡礼(②吉良温泉) へ続く... >
大河ドラマによると、寅年になるように 生まれた日を ごまかしたらしいです(?) もしかすると、松本 潤 と同じ誕生日の方がウケたかも。