早春の株分けで配慮すべき重要な点は、
ルバーブの根株にできるだけダメージを与えない即ち
ゴボウ根の部分をできるだけ多く、長く残すことです。
株分けのために掘り上げた時の画像です。
できるだけゴボウ根を残すといっても、
スコップ、ツハシ使用の人力では限界があり、
途中で切れてしまっています。
大きな株を力を入れて分けようとすると、
自然に分かれることもあります。
多くの場合、画像が分かりにくいかもしれませんが根が絡み合っています。
こんな大きな株は、包丁などで縦に切るか、
バールを当ててハンマーで叩いたり、
ノコギリでゴシゴシ切り下ろしたりかなり荒っぽい作業で分割します。
ここで大事なことは、
★ゴボウ根の部分をできるだけ長く残すことと
★根塊の頂部の赤く色づいた芽の部分が数個あるように細かく分割し過ぎないことです。、
下の画像は、切り口のアップです。
株分けした苗はこんな感じでです。
この画像では、茎葉がこんなに伸びてしまっていて、
駄目とは言えませんが遅い時期の株分けです。
長野県富士見町は日本で唯一の赤いルバーブの大産地ですが、
富士見町では春の株分けが推奨されています。
記事中の小さいサイズの画像は、
富士見町にルバーブを持ち込んだエンジェル千代子氏のブログからお借りしたものです。
ほたる農園では、晩秋に株分けしています
春の株分けは、慎重な配慮をしたとしても、
初年度の成長に影響する心配がありまた、
根が長ければそれだけ植穴を大きく掘らなければならないという、
労力上のデメリットも出るように思うねですが・・・。
さて皆さんどちらを選択するか・・・・
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