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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「31年目の夫婦げんか」

2013-10-21 19:02:53 | 映画
二人でいるのにその人と心が通じ合わないのは
独りでいるよりも孤独。

「まるで二人の労働者がただ同居しているみたい。」

そんな風に言うケイの苦悩を
まったく理解できないアーノルド。
結婚31年目のソームズ夫妻。
夫のアーノルドは、深刻な危機が目の前にあることすら、まったく気付いていなかった。


「結婚カウンセラー」という
日本ではまったく耳馴染みがない言葉。
日本でも都会には浸透しているのかしら。
この田舎ではまったく聞かないけど。
そんなカウンセラー役のスティーブ・カレルもいい味。
どうせおとぼけたことを考えてるんでしょ?って思わせるけど
もちろん、真面目にカウンセリングする。
そんなフェルド博士相手に
ケイは赤裸々に性生活を語る。
最初は戸惑うアーノルドも
だんだんと「3Pの妄想をする」なんてことまで語ってしまう。

やっぱり結婚にセックスは大事。
ケンカしてもとりあえずしちゃうと忘れる・・とかってあるものね。

ケイは夫からのプレゼントに
宝石やなんかを欲しいのだけど
アーノルドにはそんなことはわからない。
ケイがそのことで不満をもらすと、
「冷蔵庫を買ってやっただろう!」
とか言っちゃうのだ。
カウンセリングの4000ドルも
「その金で屋根を直せる。」とか、
挙句の果てに
1週間の集中カウンセリングに付き合うんだから
自分の母親のところに一緒に2週間行くのを文句言うな!とか。

全部最悪。

夫婦の問題は自分の問題でもあるのに、
自分には問題が無い、と思ってるんだよね。
それに、
冷蔵庫がプレゼントとかおかしい!
冷蔵庫は家族のものなのに。

(余談だけど、先日シウの友人が誕生日に夫から花を贈られてた。
 これもNGだな~。花なんて安易すぎる!
 プレゼントは、選んでくれた、っていうのが大事なのよね。)


多分男から見るとまったく違う見方もあるんだろうけど
シウが言いたいのはこれ。

あなたが後生大事にしているそのつまんないプライドは、
大事な人が幸せを味わうことよりも大事なのか?

言わなくても伝わる、っていうのは
男のおごりであって、
相手を幸せにするという大事な行動をしない
ただの怠慢だ、ということ。

ところで、
シウ夫はすごく良い夫なので
上記のことはすべてクリアしてます♪


夫婦の倦怠期という、
よくあるテーマだけど
さすが大御所二人の共演なので
面白くならないわけがない。

可愛いけどかなり体重を増やしている妻の姿とか
真面目で良い夫なんだけどボンクラな夫の姿とか
傍から見る分には可愛らしかった。

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