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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「ダイアナ」

2013-10-26 21:57:08 | 映画
ダイアナ元妃がお亡くなりになった時、
シウも人生最大の危機の中にいた。
それでもダイアナ元妃の死は
シウにとっても大ニュースだったな~。

それと
「ヨーロッパ21カ国完全制覇」の旅を終えて
どうでしょう軍団がパリを去った直後だった。
あのころどうでしょう班の皆さんは
当然自分たちの旅が後々DVDになり、日本一の売上を記録するなんて思わなかったろう。



世界を照らす太陽のような・・・というか、
名前の通り“月”のような女性だった。
笑顔を向ければ、向けられた人は心から嬉しい表情を浮かべる。
日本の皇室もそうだけど
昨今の“セレブ”なんていう言葉をはるかに超越した存在なのだ。


ナオミ・ワッツが登場した時
「36歳で亡くなったダイアナ元妃を演じるには、ちょっと年上すぎじゃないかな~」と思った。
ハスナット・カーン役の男性との釣り合いも
なんとなくナオミが年上すぎに見えたし。
でも演技力でカバーしてた。
そうとうなプレッシャーだっただろう。



シウはドディ・アル・ファイド氏という
お父さんがハロッズの社長っていうムスリムの男性と
ずっと恋人だったのだと思っていたので
ハスナット・カーンという医師の存在はびっくりだった。
でも調べてみると、今や常識なのね。
なるほどダイアナはちゃんと“恋愛”をしていたんだって思えた。
ただ、ファイド氏とのことは結局ハスナットへの“あてつけ”だったわけで
そうなると
とばっちりで死んでしまったファイド氏は可哀想。
この映画はファイド氏の遺族にとっては辛いものだろう。

なんだか切ないけれど
とても心に残る良い映画だった。
ダイアナも一人の女性として
映画で描かれているような幸せな時を過ごすことができたのなら
良かったと思う。
もし生きていたら
チャールズ皇太子と現妻のように
いつか結婚が叶う時もきたかもしれない。

人の幸せを自分の幸せと同じように願うダイアナ。
こんな女性には生きていてほしかったと誰もが思うよね。
でも彼女の死後、
世界では不幸なニュースが沢山あった。
生きていたらどんなにか心を痛めただろう。

最初のシーンで
Diorのカナージュが出てきたとき
「あ~、ダイアナ妃だ!」ってすごく強烈に思った。
ショパールの時計なんかもそうだよね。

本当に素敵です。

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