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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「グッド・ガール」

2013-07-26 17:22:39 | 映画
11年前っていうと、
まだ「フレンズ」のレイチェル・グリーンでもあったジェン。

なんと、ブラピさんとも婚姻中。

なのに、
ジョン・C・ライリーが夫ってありえない。
今作は割と評価されている作品なのに、
あまりにも私生活とのギャップが大きいので
どうしても良い気持ちになれない。

「フレンズ」で国民的大スターになったジェンだけど
“演技派”への道を模索中だったのね。

彼女って、美人だけど
“愛嬌”の方がまさる感じなので
こういう役どころはぴったりかもしれない。
実際、こんな場末の店にいたらびっくりの美人なのに
そんな風には見えないし、
ダサいデニムやTシャツ姿に違和感もない。
これがアンジーだったら、常に戦いそうに見えちゃったりして
やっぱりジェンの方が大女優になれそうな素質を持っている気がする。

ネタバレしちゃうけど。



どこまでもどこまでも身勝手で
つまらない女の話。

現状が気に入らなくても
それを打開しようという努力はゼロ。
こんなはずじゃなかった・・・ってくよくよしているだけで
悪いのは全部周りのせい。

典型的なダメな女。

そして、ジェイク・ジレンホール演じるホールデン(トム)もそう。
「ライ麦畑でつかまえて」が大好きで、自分も“何者か”になれると信じている。
でも努力はゼロ。
親をバカにしているくせに
親から金をもらうことがすべての前提。

典型的なダメな若者。

ただ、世の中
やっぱりこんな人は多い。
(シウもだな~。)

自分のせいで人が死んだって
自分の心の中で、うまく決着つけてしまう。
やっぱりそれも“人のせい”だから、
罪の意識なんて感じない。

罪悪感に耐えられなくなる・・・なんていうけど
案外そんなもので
時分が直接手を下さなければ、
忘れてしまえるのかもしれない。

おそらく嫌悪感を感じる人が多いと思う作品だけど
人間の一番恐ろしい部分を描いているような気がする。



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