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「すべてはその朝始まった」

脱線だなんて、
スペインであんな事故があった今、不謹慎だけど。

ほんとに、邦題ってセンス無いよね。
このタイトルで、もっと違うイメージを持ってた。

ジェンに加え、
ヴァン・サン・カッセルや、クライブ・オーウェンなんていうスターが出演しているけど
日本ではやっぱりビデオスルーだったか?


俳優陣がすごい演技を見せているのに
どうしても脚本が惜しい。
テーマはもっと面白くできそうなのに・・・。
全体的に薄っぺらいんだよね。

ものすごい美女なのに、
男が簡単に気を許し、油断してしまう。
美女だけど、癒し系でもある。
そういう美女役には、まさにジェンはぴったりだ。

チャーリーの娘が難病で
奪われた10万ドルを奪い返したい、
その気持ちでチャーリーが普通の人からスーパーマンみたいに激変するんだけど
そこにまったくリアリティが無いのだ。
そもそもそんな難病の娘がいるのに
一夜の浮気相手をあそこまで守るだろうか。
男の“変な”正義感ってことで
そこまでの説明がつくだろうか。
「ごめん、無理です。」じゃないのか?

難病の娘のためにお金が必要で、
日々がそのことを中心に動いているのと、
本当は教師をしたいのに、
お金のために街で働いている気配。
その仕事もうまくいってない。
電車であった美女と非日常を楽しみたい気持ちはわかる。
でも、生きるか死ぬかの場面で、
そこまで火遊びの相手を守るかな~。

それと、
悪党たちの稼業が、
そういう男の正義感を食い物にしているところも変。
普通なら美人局程度の稼ぎにしかならないんじゃないの?

なんだかラストも急に変な方向だし
ジェン演じる美女が、悪になりきれないという方向性なら、
もっとそこを突き詰めてほしい気も。

諸々不完全燃焼。


これならオバカコメディーの方が面白い。




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