★we were on a break★

水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「6才のボクが、大人になるまで」

2015-03-09 20:19:36 | 映画
170分の長尺なので、若干疲労気味の体には辛いかと
なんとなくスルーしそうになっていたのだけど
本当に、本当に、本当に、見て良かった!

「アメリカン・スナイパー」を見て
こんなに感動する作品が今年あるのかと思っていたら
すぐに出合ったのでびっくり。


作品中の12年の流れを、実際の12年の歳月をかけて撮影する。
なんとも贅沢だし
主演陣に何かが起きて、
(もしくは制作的なことや金銭的なことで)
頓挫してもおかしくない、壮大なプロジェクトだと思う。
でも、見事に結実。
これが気持ち良い。

6才の少年が12年で、いかにむさ苦しくなってしまうか・・・・
男の子を持つ母としては
そこが無情感あふれちゃうんだけど
でも子どもはずっと子ども。
母親はずっと母親だ。

母親として優等生では、全然ないし
子どもを巻き込んでの失敗もたくさんだけど
でもいつも真っ向勝負している姿が
子どもたちには伝わるものなんだということ。
そういうところ、
世の母親たちは勇気づけられるんじゃないか。

そして、時は誰にでも等しく流れるもので
瞬間瞬間は消えて行ってしまうものだけど
でも確かにその“瞬間”は存在している、ということ。

男の子が18歳となり、大学に行くために家を出る。

その朝の母親の様子は
もし昨年の今頃見ていたら、まさにどんぴしゃ過ぎて
大泣きしちゃったかも。

母親役のパトリシア・アークエットは
「ミディアム」というドラマで主演を演じていた女優さん。
ミディアムの中でも娘3人の良き母として
7年間という月日を感じながら
どんどん成長していく姿を見せていて良かったけど
並行してこんな仕事もしていたのね!と感心。
始めはブロンドの可愛らしさを残すお姉さんだったのが
堂々たるおばちゃんとなっていく姿に、好感。

DVD出たら絶対に買う。
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