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水曜どうでしょう 「迷走中」…最大の見所はエンディング?

「442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍」

2013-06-15 21:44:35 | 映画
真珠湾攻撃を機に
アメリカに住む日系人は
“敵性国民”として、財産や土地を没収され全米各地の強制収容所に送られる。

その中
“祖国”アメリカへの忠誠を表すべく
従軍した日系人がいた。

ハワイ出身の日系人で組織された第100部隊は
やがてアメリカ全土の日系人による442連隊となり
後に「アメリカ史上最強の陸軍」と言われる。
受けた勲章の数も最多で
今だに教科書にも登場する、
アジア系アメリカ人の誇りとなっているそうだ。


自分の右腕が吹き飛ばされた時、
右腕に手榴弾を持っていたのを思い出し
それを残った左手で敵に投げた。

そう語る元442連隊兵士。

すでに90歳近い彼は
そういう時には傷みなんて感じないもの。と言う。


彼らの顔や体に残る、戦闘の跡は
どれほど長い年月、過酷な運命を生きてきたかを物語る。


姿かたちは日本人。
でも心はアメリカ人。
祖国に裏切られて、祖先の国と闘うしかなかった彼らの心境は
平和な世界に生まれたわたしたちには計り知れない。

誰よりも勇敢に戦う彼らの根底に流れるのは“武士道”だったとか。

多くの兵が戦死し凱旋した彼らを
トルーマン大統領は雨の中直接出迎えた。
後にも先にも、大統領が直接出迎えた兵士は彼らだけ。
しかし
武勲を立てた彼らに対し
結局は60年代の公民権運動まで
人種差別は無くならなかったとのこと。

「自分が勲章を身につけるのは、戦死した友と殺した敵の為」
そう語る彼らから、私たちは何を学ぶべきなのだろうか。
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