『抱擁のかけら』

ペネロペを一番美しく写せる、アルモドバル監督。

なんて、
誰が写そうが、今一番輝いている女優と言っても良いかも。

パイレーツオブカリビアン４にも出演が決まっているペネロペ。
犯罪的に胸が無いキーラ・ナイトレイが出ないことになって
女優をオーディションするそうなんだけど
その参加条件として監督は
「本物の胸がある、美しい女優」としたそう。
何しろボディーペインティングで胸を描き、
少しでも胸があるように見せるためにコルセットでウェストを締め付け、
そのせいで４０分しか演技が続かなかったというキーラさん。
でも、胸はまったく大きく見えてなかったよね。

っていうのはどうだってよく
ペネロペさんはゴージャスな容姿に自信満々。
今作でも脱ぎっぷりが素敵だった。

うらやまし～

ペネロペが女優の卵のようになって
カメラテストで色々なウィッグを被るシーンがあるんだけど
そこがとても印象的。
常々似ていると思っていたオードリー・ヘプバーン、フレッド・アステアの名作、
「パリの恋人」の撮影シーンを彷彿させたよ。

日本向けのちらし写真は上の清純風。
本国スペインでのちらしは↓。


やはりお国柄かしら。
日本では断然上の写真がウケルでしょうね。

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サスペンス仕立ての部分もあり
そして絶対的な映像の美しさもあり、
楽しめる作品だった。

ただ、
ペネロペをめぐる男二人があまり格好良くなくて
そこが引いちゃう部分かな。

ハビエルに出てほしかったかも。

でも、ハビエルとのベッドシーンじゃ、生々しくて変だったかしら。

ペネロペの話題ばかりだけど
赤のスーツや、赤のピープトゥの靴が
ため息もの！

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