都心の別世界：リッツカールトン

いとこの結婚披露宴の招待状がとどいた。
超美少女で医者の彼女の相手は、やはり医者。
「超高学歴カップル」で、ゼミでよんだ文献にかいてあったとおりだ。
集うのは、いったいどんな顔ぶれなんだろう。ちょっと不安…。

でも、会場がリッツカールトン・ホテルときいて、うれしい。
海外の友だちが大阪のリッツカールトンに滞在していたときがあり、
遊びにいったら「ビルをはいると別世界」でびっくりしたことがある。

この「別世界」感には覚えがあった。
パリで、妹がお世話になった貴族の家を訪問したとき。

メトロの駅からすぐの築２００年くらいのアパルトマンにつけられた、
２－３人で精一杯の小さなエレベータにのって５階でおり、
玄関をとおされると、そこは絵にかいたようなお屋敷だった。

天井から床まで部屋中にはりめぐらされた重厚なカーテンが
いま通ってきたはずの玄関さえ視界からはずしており、
外界と内界がみごとなほどシッカリ分離されていて、
そのことに、それはそれは驚いた記憶がある。

いとこの披露宴は、東京のリッツカールトンらしい。
大阪のリッツでは、
そのサービスのきめ細かさ、ホスピタリティにも驚かされた。
こんどは東京版を堪能できるかな。お料理も楽しみだ。

…でも、これからダンベル体操でもはじめないと
パーティー用ドレス（日本的には「ワンピース」）が着れないかも。
自制心を必要とする正月になりそう？