なんだか今年はタイづいている。
魚偏の「鯛」にも、「タイランドThailand」という国名の「タイ」にも。
魚のタイは、食す機会に恵まれることが多いからわかるものの、
国の「タイ」にはまだ行ったことがないのに
縁を感じることが重なるから不思議だ。
そんな気分だった先日、
夕ご飯に何たべたい? となったので、迷わずタイ料理をリクエスト。
飲み物はもちろん、タイのビール。
(たぶん)はじめてみるチャーンビールを注文した。
「チャーン」は「象」という意味らしい。
お店にあった3種のタイビールのなかでこれをセレクトしたのは
ラベルの象が気にいったからだったので、なんだか象に呼ばれた気分。
古都アユタヤでつくっているようなので、呼んだのは古都の象かも。
「古都」に「象」とくれば
なんとなく賢者のような象を想像してしまうけど、やっぱり賢いのかな?
と、アルコール度数5度のビールを飲み、ほろ酔いの頭で呑気に思う。
この日いちばん気にいった料理は、これ。
メニューをみると「パーグン Pa-goon」と書いてある。
カシューナッツ入りの辛口海老サラダ、らしい。
ニラみたいにみえたものが(たぶん)レモングラスで、
この香草がニュアンスを深くしている気がする。
タイといえば、映画『プール』はタイのチェンマイが舞台だった。
メインコピーは「理由なんて、愛ひとつで十分だ。」
この「愛」をどうとらえるかで
受けとめ方が変わってくる映画かもしれないと思う。
わたしには愛の重層性を描く作品のようにみえた。
この映画のなかで
小林聡美さんがつくっていた揚げバナナが美味しそうで、
いつか食べたいと思っていたら、この日のメニューに「揚げバナナ」が。
もちろん、頼んでみましたとも。
ちょっと衣が多かったのが油によわい身にはやや厳しかったけど、
味わいと食感は嫌いじゃない。熱々のバナナを堪能した。
いつかタイへ行くときのための予行練習その1(…?)、
おいしく楽しく終了。「ごちそうさまでした」。
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