昼さがりの松林では
すぎゆく夏を惜しむ蝉が鳴いていた。
砂まじりの道を踏みしめ、海をめざす。
防砂林をぬけると、人気のない浜に出た。
風がつよく、波もけっこう高め。
ここは白子海岸、太平洋の片すみ。
水平線の彼方までは見えないけれど、
この海が、日本のあちこち、世界のあちこちへと
つながっている。
すぎゆく夏を惜しむ蝉が鳴いていた。
砂まじりの道を踏みしめ、海をめざす。
防砂林をぬけると、人気のない浜に出た。
風がつよく、波もけっこう高め。
ここは白子海岸、太平洋の片すみ。
水平線の彼方までは見えないけれど、
この海が、日本のあちこち、世界のあちこちへと
つながっている。