お気にいりのフィンランドでの朝ご飯をご紹介。
一番好きなのは、ドライフルーツたっぷりのシリアルに
牛乳とヨーグルト、ルバーブジャムをかけたもの。
ルバーブジャムはシッポのないムーミンの手づくり。
庭のルバーブに生姜を少々くわえてつくるのだとか。
下の写真のうぐいす色のトッピングが、それ。
ライ麦パンも、噛みごたえ十分で味わいぶかい。
しかもミネラル豊富なのも嬉しい。
各種サイズのものが売られているようだけれど
これは直径7センチくらいと小振りで食べやすい。
かるくトーストしてから
トナカイ肉のハムと野菜とチーズでサンドイッチにしたり。
そうそう、フィンランドの大手デパート・ストックマンの
ヘルシンキ空港店でかってきたパンも美味しい。
ごろ寝用の枕にできそうな大きさ。
手にもつとズシリとした重みを感じる。
保存料なしだけれど数カ月は鮮度がもつらしい。
切ってみると、みっちりした断面。
そのままでも、トーストしても美味しい。
ほのかな甘みはシロップ由来だという。
シッポのないムーミンがおしえてくれたレシピは以下のとおり。
*** *** *** ***
SAARISTOLAISLEIPÄ (3 kpl)
サーリストライス・レイパ(群島地域のパン、3個分)
<材料>
オレンジジュース 1リットル
生イースト 2個(1個50g)
ライ麦粉 300cc
モルト 300cc
オーツ麦糠 300cc
シロップ 300cc
塩 大さじ1
イーストブレッド粉 1100~1200cc
パンの表面にぬるためのシロップと水
<作り方>
1)温めた少量のジュースでイーストを溶かす。
ここに全ての材料と残りのジュースを加える。
生地はかなりゆるいものになるので、大きめのボウルを使いゆっくり醗酵させる。
2)1時間半ほど醗酵させて生地大きく膨らむのを待つ。
3)1.5リットルの長方形のパン型にバターを塗り、生地を型に入れる。
4)オーブンを175℃にし1時間半焼いてできあがり。
表面に照りをつけたい場合は
オーブンで1時間ほど焼いたところでシロップを水で溶いたものを塗る。
*** *** *** ***
ここは水もおいしい。ふつうの水道の水でも、
ミネラルウォーターの必要を感じさせないほど軟らかい味わい。
料理の基本の水がこれだけおいしければ、なにを食べても美味しいわけだ。
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