珠洲のところてんで涼風

涼風をあじわいたくて、
珠洲（すず）から到来したところてんを食べることにした。



ところてんは、テングサなどの海藻をゆでて煮溶かし、
冷まして固めたものを専用の道具（ところ天突き）で突きだして
細い麺状にした食べもの。

三杯酢をかけてあっさり食べるのも美味しいし、
黒蜜をかければ甘みを味わえる。
同封されていた説明をみると
ざるそばのように食べてもいいみたい。

食べ方次第でいろいろ楽しめるうえ、
海藻だからカロリーはあまりない。
つい出不精になりがちな盛夏にお勧めのおやつかも。

きょうは気温が３０度、湿度も８５％あったので
三杯酢のあっさりコースで食べてみた。
つるつると口に入るのに、表面がやや固めで噛みごたえもある。
けっこう満腹感も得られて、涼感にとどまらない高め満足度。

ところで、
例年以上にところてんが美味しく感じられるのは
この夏がとくべつ暑いから？　…いやいや、考えまい。