上関原発計画にかかわる漁業補償金をめぐる
祝島の状況について、
「ふぇみん」12月5日号に寄稿させていただきました。
少しでも状況を想像していただく一助になればと願い、
議長のこととか採決方法のこととか、
これまであまり言及できなかったことにも今回は言及を試みました。
ぜひお手に取ってくださると嬉しいです。
…といってる間に、
真夜中に審議という異常な参議院本会議で、
さきほど(強行採決に協力しない民主党籍の)委員長の解任動議が与党から出され、
与党による賛成多数で、なんと解任されてしまった…。
ご参考:「真夜中の国会」→ http://togetter.com/li/598935
今年は、安倍首相の地元・山口県の祝島で
「どんだけひどいんだ?」って思うことが続いたけれど(いまも継続中)、
この国会会期のデキゴトをみると
それが彼らの常套手段なんだとひしひしと感じる。
先の戦争の大きな犠牲の上に手にしたはずの
戦後民主主義は、いま、まぎれもなく危機にあるとおもう。
その民主主義は
わたしが出会った原発問題の現場で必ずしも十分に実現されてなかったけれど、
それでもそれを盾に、自分たちの権利と自由のため、あらがうことができている。
この盾を、みすみす奪われるに任せたりなんかできない。
状況は流動的ながら、
少なくとも今日明日の2日間は、時代をわける正念場になる予感。
それぞれの場で、できる人が、できることを、全力で。
そして特に今日明日は、もしもかなうなら、万難を排し国会のまわりへ。
「国民主権」、その言葉に血肉を与えるために。