旅の記録

てくてくてく・・・今、どこ?

国益とは何か(3107)

2007-11-10 16:09:50 | Weblog
 7日朝帰郷後4日経つも体がだるい。雨も降って歩いていない。
体重70Kg。出発以前より1キロ位落ちた。
 
 ところで、アメリカは国防長官自ら日本に乗り込み、印度洋での
給油継続を日本に求めて来ている。
 一方、米国は現大統領任期中に北朝鮮に対するテロ指定国家解除を行う
方針という。アメリカは、世界の国々に対して、民主主義や人権を
振りかざし、他国に介入したり、実際に武力を行使したりして来ている。
 米国は任期中に北朝鮮との関係を正常化したいとの願望が強く、日本のこと
など考えてはいられない。北の核が米国の希望通り解決をみれば、テロ国家の
指定を解除するらしい。日本が指定解除の際にいくら拉致問題を考慮して
欲しいと言っても、すでにアメリカ政府の中では、そういう方向で固まって
いる。 拉致は考慮にいれず、給油は御願いします、と都合の良いことばかりの
考えで、日本の事などかまっていられない。これがアメリカなのだ。
 拉致はテロ以外の何物でもない。若し米国人が20人も30人も北朝鮮に
拉致されていたら、どうだろう。テロ国家の指定解除などないはずだ。
 もっと日本政府も拉致に関してアメリカに対し、強く要求すべきだ。都合の
良い時だけ日米同盟を語り、給油は継続して欲しいというのは身勝手もいい
ところではないか。アメリカがテロ国家指定解除をするなら、日本は給油など
出来ない、とはっきり言うべきではないだろうか。アメリカの都合の良い
ように扱われている。給油しない場合の不都合は指定解除とは米国にとって
比較にはならない程小さいのだろうが。時にはノーと言える日本であって
ほしい。
 日本はアメリカの51番目の州ではないのだ。

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