旅の記録

てくてくてく・・・今、どこ?

クリスマス・イルミネーション

2012-12-26 17:14:57 | Weblog

どこが綺麗かネットで調べて出掛けた。六本木ミッドタウンのイルミネーションが一位に
ランクされていたので、早めと言っても4時20分ごろであったが、イルミネーションの
廻りは多くの人で混んでいた。4時半からの点灯であったので、空がまだ明るく場所もよく
なかったので、一位にランクされる程には思えなかった。5時ごろミッドタウンを離れたが
整理員の”一時間半ほどお待ち頂きます”との大きな声が聞こえた。やはり人気がありそうだ。


空はまだ明るい。


6時前に汐留のカレッタに着いた。ここは第2位だそうだがすでに多くの人が周りを取り囲み
クリスマスツリーに近づくのはとてもむりだ。橋の上からシャッターを押した。


周りの黒い部分は人だかりだ。カップルも多かったが子供を連れた家族も結構来ている。

政治家の資質

2012-12-24 11:19:22 | Weblog
小沢氏が民主党代表の時に自民党と大連立を組もうとの話が持ち上がった。しかし
民主党内から反対が出て、連立の話はなくなった。この時の舞台裏が新聞に出ていた。

実は小沢さんは消費増税法案に反対して民主党から出ていったが、実際は当時代表だった
小沢さんの方から、「消費増税を言ったら選挙で負けるというのは愚だ、共同責任をとろうよ」
と自民党に持ちかけたらしい。所が大連立の話が表に出て反対に遭い、この話は頓挫した。
この時だけでなく、以前から小沢さんは消費増税論者だったらしい。民主党最高顧問の
藤井裕久氏が小渕内閣の幹事長だった時に小沢さんから「消費税をやらなきゃ社会保障は
安定しないんだ」と言われた事を明かした。

つまり少子高齢化や年金など社会保障費の財源が膨らんで来てその財源をどこから
持ってくるかという時にどうしても消費税の話しになる。これを歴代の自民党政権は
選挙で負けるので上げないと言って避けて来た訳だ。それを野田首相は谷垣元総裁らと
合意を取り付け消費増税に道筋をつけた訳だ。いわゆる3党合意だ。

所が小沢さんは今回消費税に反対し、大勢を引き連れて民主党から出ていってしまった。
民主党の敗北が分かっていたのだろう。
小沢さんはよく「壊し屋」と言われるが全くその通りだ。国民の生活が第1と言うより
自分の生活が第1と言った方が当たっているかもしれない。

今度は滋賀県の嘉田知事をたきつけ、日本未来の党を立ち上げ原発反対を主たる政策
に掲げて選挙に臨んだ。小選挙区では66人の候補を立てたが結果は小沢氏一人の当選
という結果に終わった。民主党の幹部だった議員やチルドレンなどみな惨敗した訳だ。
結局日本未来の党には比例代表で残った議員と併せて9人の小政党になってしまった。

小沢さんはかくも分からないひとだ。それに引きかえ野田さんは公約に無かったかも
しれないが、自民党政権が避けてきた消費税の増税に道を開いたのだ。誰もやれなかった
事をぶれずにやり抜いた野田さんの方が政治家として立派だと思う。

政権交代

2012-12-19 10:24:22 | Weblog
安倍元総理から始まって自民党から3人の総理が1年程で交替。こんな自民党に
国政をまかしてはおけないと、3年前民主党政権が初めてと言ってもいい政権交代
を果した。我々は民主党に期待した。しかしその民主党も財源の裏付けがないのに、
高速道路を無料化すると言ったり、普天間飛行場の辺野古への移設で固まっていた
計画を最低でも県外と言って結局アメリカの信頼だけでなく、沖縄県民をも裏切り
日米同盟を悪化させた。
外交に経済界にいろんな所でパイプのない民主党は与党経験の無さから、経験不足
の為、あちこちで政権運営の試運転振りを露呈、つまずきを見せた。閣僚も頻繁に
交替した。

しかし民主党政権の3年間は自民党政権時代の尻拭いをさせられた側面が多いのではないか。
消費税では小泉元首相は早々と自分の政権では消費税は上げないと宣言。その後の
自民党の3人の首相も消費税では逃げていた。この間に国の借金は雪だるま式に増加
して行った。また原発事故も自民党時代のエネルギー政策のつけが運悪く巡ってきた
とも言える。
自民党は政権に一刻も早く復帰したいが為に、民主党の揚げ足取りばかりに明け暮れ
国民にとっては政争だけの6年間ではなかったか。唯一連携したのが民主党の公約にない
消費税の増税。確かに公約になかったかもしれないが、野田さんが国民に嫌われる
増税をした。後世になりよく増税をしたと言われると思っている。毎年1兆円ずつ
増加して行く社会保障費。しかしまだ安倍政権が消費税を上げると確約した訳ではない。
安倍政権でも条件付きの増税だ。医療や年金、介護、雇用など社会保障の財源に困って
ずるずると国の借金を増やせば大変な額の借金を次世代につけを送る事になる。

そして今回1年総理のきっかけとなった安倍総裁の自民党が圧勝して政権に返り咲いた。
一年といえども経験はすごい。選挙戦中からオバマ大統領に訪米の日程調整をするなど、
まだ結果が出ていないのにそんな気の早い事をしていいのかと思えるほど動きは早かった。
まず経済を活性化させる為に、金融緩和で一気に円を市場に大量投入して金融緩和を図る。
これで円安に誘導、これを好感して株高を睨む。市場も安倍さんの金融緩和政策に反応
して、円安、株高に振れている。今の所良い流れだ。

問題は外交だろう。