旅の記録

てくてくてく・・・今、どこ?

カルガモ一家巣立ちも間近か!

2013-07-21 09:55:06 | Weblog
しばらく見ないのでカルガモ一家がねぐらにしている例の「浮き」の所へ行って
みた。しかし一羽もいなかった。既に巣立ってそれぞれの暮らしを始めているのかと
思い、用水下流の方へ散歩に出掛けた。小一時間程過ごした頃にまた戻ってみると
岸を必死に上流へ泳ぐコガモがいた。


コガモといえどもこの流れをものともせず、上流へ泳ぐのはすごい。生きていく
にはこれ位何のその、と言うところか。それに餌である藻を食べながら上流へと
泳いでいる。親が手ほどきをして、既に学んでいるのだ。
そしていつもの「浮き」にはすでに先着がいて、休んでいた。


しばらく観察をしていると、近所のおばさんが来て食パンをちぎっては投げ、
えさやりを始めた。どっとみんなが餌に飛びつくのかと見ていたが、腹いっぱい
なのか、餌が流れに押されて流れて行く。そこへ2羽が飛び込み、パンを追いかける。


食パンに、飛び込んで鯉と取りあいを始めたのは2羽のコガモだった。鯉は水面を
流れるパン切れが良く見えるのだろう。コガモよりすばしこくガパっと大きな、
音を立てて飲み込む。その音がすごい。また波も大きく立て、鯉の大きさは
恐らく70~80cmはある大きな鯉だ。その大きな鯉同志が餌を奪いあう音、
それに波を大きく立て見ていてコガモには勝てないと、投げる方向を変えて
もっと上流の真ん中の方へ投げれば、と思ったが、おばさんの投げ方では届かない。


親鳥だろうか、こちらの浮きには羽繕いに忙しい一羽がいる。もう子供も大きくなって
どれが親鳥でどれがコガモか分からない。恐らくコガモと餌を食べに行って来たのだろう、
こんなに餌を投げ入れても飛びこんで来ないのは、と思った。
もうすぐ巣立ちする筈である。元気に大きく育ってまた同じ所へ帰って来いよと思った。

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