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GANTZ : PERFECT ANSWER

2011-04-30 12:34:09 | 英数字の映画

Sound of GANTZ PERFECT ANSWER


『GANTZ : PERFECT ANSWER』
(2011・日本) 2h21
監督 : 佐藤信介
出演 : 二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、田口トモロヲ、伊藤歩、山田孝之







黒い球ガンツにより星人との闘いを強要される人間たち。その中でかすかな希望を見つけるが星人が闘いを挑んできた時事態は急変する。



不条理SFで押しきった前作。その不条理に完全な答えを出すと大見得切った本作。
どんな答えを出すのか?そこばかりが気になったけど、とりあえずアクションが素晴らしいのでアクション映画として面白かった。
玄野がホームを激走して地下鉄に再度乗り込むシーン。間に合いそうに無いと思わせて間に合わせてしまう。あの演出が憎い。

VS黒服星人との地下鉄バトルを制し、小島多恵を守るための逃走劇からニセ加藤との最終決戦へとなだれ込む。
面白かった。アクション映画として何の文句も無い。



完全な答えに関しては、そうするしかないか、と納得出来る部分も有り、それしかなかったのか、と納得しづらい部分も有り。

誰にとっての完全な答えなのか。それはこの映画を作っている人たちにとっての完全な答えだったのでは。
全てに対して答えを出すのが難しいんだろうし、全ての人が納得出来る答えも存在しないんだろうし。それならば「これが完全な答えだ」と言い切られた方がそれを拠り所に納得もしようというもの。

それにこれが完結編とは言ってはいないわけだから、現時点においてのパーフェクトなアンサーではあるけどファイナルなアンサーではないという事で。

公安が全くの役立たずだったのはいつかの続編の時のための伏線なのかもしれない。


SOMEWHERE

2011-04-18 21:43:01 | 英数字の映画


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『SOMEWHERE』
"SOMEWHERE” (2010・アメリカ) 1h38
製作・監督・脚本 : ソフィア・コッポラ
出演 : スティーヴン・ドーフ、エル・ファニング









ハリウッドスター、セレブのジョニー・マルコの空虚な日々。



空虚な心に空虚なものをいくら詰め込んでも空虚な心は埋まらない。とジョニー・マルコは知る。

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『空気人形』もそういう事だったのかもしれない。と本作を観て少しだけ分かったような気がした。






空虚なハリウッドの中でそれを知る事は難しい事なのかも。
でもどこかでそうである事を知らなければならない。ジョニー・マルコの場合娘と過ごす日々でそうである事を知ったのかも。

娘役のエル・ファニングが良かった。
天然な感じをわざとらしくなく演技出来るって天才なんじゃないかと思う。お姉ちゃんとはまた違った天才。
意外とスポーツ万能で、手作り朝食も美味そうだった。
あの朝食は何?と調べてみたらエッグベネディクトなるもの。
イングリッシュマフィンにハムとポーチドエッグを乗せてオランデーズソースをかけたもの。
オランデーズソースが未知なる液体だけど、マクドナルドのソーセージエッグマフィンが概ね似たような感じ?



ハリウッドセレブの実情を子供の時から知っていて、それが空虚である事も知っている。そしてそれを独自の空気感で映画にできる。
ソフィア・コッポラならではの映画。

ハリウッドセレブの日常、それがフィクションであっても下世話な興味が津々。
ジョニー・マルコって雰囲気的にジョニー・デップ(今ほどビッグスターでない頃)な感じがするなぁと思ったり。
スターであっても意外と放し飼いなんだなぁと思ったり。
特殊メイクの顔型取りって大変だなぁと思ったり。あの手の苦労を軽くするためのモーションキャプチャーなのだろうか。
カメオ出演のスターが約1名。あれって本人役?

スティーヴン・ドーフも良かった。
ハリウッドで注目され始めた頃、かなり小生意気な兄ちゃんで。(実際どうだったのかは知らないけど。)
何年かして何かの作品で日本にプロモーションで来た時の何かのテレビで見たら実は好青年で。(これも実際の所は知らない。)
それ以来好青年イメージのまま。ここ何年かはあまりパッとしなかったけど本作の好演は嬉しい限り。


SP 革命篇

2011-04-04 19:09:31 | 英数字の映画

『SP 革命篇』オリジナル・サウンドトラック


『SP 革命篇』
(2011・日本) 2h08
監督 : 波多野貴文
出演 : 岡田准一、堤真一、香川照之、山本圭、真木よう子、神尾佑、松尾諭、野間口徹







革命者を名乗る者達が国会議事堂を占拠した。
SPの名誉にかけて革命者達に立ち向かう警視庁警備部警護課第四係。



ネタばれあり。



前作『野望篇』については、何が目的なのか分かんない。とか、本作については期待できそうに無い。とかケチをつけてしまったけど、思った以上に面白く観れてしまった。
高慢官僚どもの最期は不謹慎ながらすっきりした。

革命を志している人は少なかった。やっぱり日本で革命は無理なんだろうか。
権力志向の人はいた。暴力で権力手に入れるには、ああすればいいのか。と、勉強になった。と、すっかり信じてる。

国会議事堂内本会議場のセットが素晴らしい。ロケ?と思うほど。高級感、無駄に金使ってる感がスクリーンからにじみ出ている。映画としては正しいお金の使い方。
あのセット何かに使い回さなきゃもったいない。と思ってしまう所が貧乏くさい。
氏名標(席毎についてる黒い名札)も1本1本作って。1人1人名前考えて。感嘆すべき労力。
http://www.jiji.com/jc/p_archives?rel=j7&id=20100715135742-9630296
↑ この方が作った?

アクションシーンも良かった。SP(4人)対SP(5人)の乱闘シーン。SP対テロリストのブービートラップ際の攻防。現ジャニーズ対元JACのSP対決。

公安一課の係長の人も元JACだそうで。あの係長のやる気は表に出さず、でも仕事は出来てしまいそうな感じがよかった。



『野望篇』の内容忘れてたけど、多分本作の初めに前回のおさらいが有るだろうから大丈夫だろう。と安心してたらおさらい無かった。
それはつながりはそれほど重視しないでいいって事なんだろう。と勝手に解釈して。

では『野望篇』って何だったんだろう?と考えると、確か今回の件で四係が邪魔なのでその前に排除。とかなんとかだったような。

『野望篇』『革命篇』と分けるより、主人公大活躍の第一部、主人公あまり目立たない第二部。
トータルして1本の作品と考えてやっぱり主人公の活躍は必要だろうし、そのための第一部という位置付けなのかと。


RED/レッド

2011-03-07 03:24:27 | 英数字の映画
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『RED/レッド』
“RED” (2010・アメリカ) 1h51
監督 : ロベルト・シュヴェンケ
出演 : ブルース・ウィリス、メアリー=ルイーズ・パーカー、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン、ブライアン・コックス、カール・アーバン、リチャード・ドレイファス、アーネスト・ボーグナイン



かつて国のために危険な仕事をしてきた者たち。引退した身に危険な罠が仕掛けられる。



アクションコメディで面白かった。当人たちは至って真面目なんだけど経験からくる余裕が笑いを生み出す。
それは百戦錬磨のベテラン俳優たちならではの余裕、力の抜け具合が生み出す面白さなのかも。

顔色ひとつ変えないで重機関銃ぶっ放すヘレン・ミレン。カッコよかった。

そんなベテランたちに対する中堅、カール・アーバンもカッコよかった。
ベテランと政府、両方から翻弄されながら最後は自分の正義を貫く。ここで映画が引き締まった感じがする。



品川プリンスシネマ、プレミアムスクリーンにて鑑賞。
プレミアム料金、年齢問わずの一律2500円也。
シートゆったり、肘掛にちょっと便利なボード付き。
http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/cinema/info/

しかしプレミアムスクリーンでも通常料金での場合もある事もこの度知ってしまった。
何基準でプレミアム料金と通常料金の設定がなされるのか。さっぱり分からず。
http://www.princehotels.co.jp/shinagawa/cinema/price/index.html


MAD探偵 7人の容疑者

2011-03-03 21:09:25 | 英数字の映画


【お取寄せ】ラウ・チンワン(劉青雲)神探-DVD


『MAD探偵 7人の容疑者』
“神探” (2007・香港) 1h29
製作・監督 : ジョニー・トー  製作・監督・脚本 : ワイ・カーファイ
出演 : ラウ・チンワン、アンディ・オン、ラム・カートン、ケリー・リン








他人の人格を見通し事件を解決へと導く男。



ボーっと観てたら訳分からず。
ボーっとしていたつもりは無く、むしろ変な映画だなぁと楽しんでいたはずなのにいつの間にかボーっとしていたらしい。
そんな副作用がある映画なのかもしれない。

最後のオチ、誰が誰の銃で誰を撃って、最終的に誰が誰の銃を持っているのかを把握していないと何がどうなったのか分からない。
ボーっとしていたので当然分からず。