goo blog サービス終了のお知らせ 

gooブログはじめました?

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

コールド・ウォー 香港警察 二つの正義

2013-12-02 20:12:02 | カ行の映画


『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義』
"寒戦” (2012・香港・1h42)
監督・脚本 : リョン・ロクマン/サニー・ルク
出演 : アーロン・クォック、レオン・カーフェイ、ラム・カートン、チン・カーロッ、アンディ・ラウ



警察官誘拐事件が発生し指揮は長官不在のため副長官が執る事となった。しかし誘拐された警察官の中には副長官の息子が含まれており、そのためか捜査に強引さが目立った。その事に危機感を持ったもう一人の副長官が指揮権を自分へと移すが身代金受け渡しの際に失敗を犯してしまう。遂には事件に不審を感じた内部調査班が動きだし警察内部に様々な思惑が絡み合い始める。



最後の方で睡魔に勝てずウトウトしてしまい結局どういう事だったのかがよく分からず。なんとなく薄らぼんやりとは分かった。
続編が有りそうな終わり方だったので続編公開が有ったらその際に観直したい。

亡くなった刑事も身代金に関して一枚噛んでいたのだろうか。


風立ちぬ

2013-12-02 20:10:00 | カ行の映画

風立ちぬビジュアルガイド (アニメ関係単行本)

『風立ちぬ』
(2013・日本・2h06)
監督・原作・脚本 : 宮崎駿
声の出演 : 庵野秀明、瀧本美織、西島秀俊、西村雅彦、野村萬斎、志田未来









飛行機の設計者堀越二郎の夢は美しい飛行機を作る事だったが時代は戦争へと突入し二郎たちの作った飛行機は兵器として使用される。それでもなお二郎たちの飛行機作りへの情熱は冷める事は無かった。



日比谷スカラ座での上映最後の週末に観た。他の劇場へのムーブオーバーで上映は続くけど、スカラ座の様な大きなスクリーンで尚且つそんなに混んでいない状況で宮崎アニメが観られるのは今後もう無いのだろうと思い。
さすがに混んではいなかったけどガラガラというわけでもなかった。
諸事情によりスタジオジブリの宮崎アニメが映画館でリバイバルされる事はそうは無いのだろうし(ジブリ作品では無い『カリオストロ』だけは最近でも名画座などでの上映は有り)、もし何かその諸事情が解消されるような事が奇跡的に起きた時にリバイバル上映となったらそれは大変な混雑は想像されて。

12月に入ってもまだ上映は続いている。一日一回で細々と、という感じなので年越しは無理かも。年内にもう一回ぐらい観れたら観たい。



どういう内容なのかを知った上で観て、悲しさと気高さのある作品で良かった。
この内容の作品をこういう風に作れるのは宮崎監督ならではだろうし、宮崎監督でなければこういうアニメーション作品にはならなかっただろうし。
今までのファンタジー色強めの作品とは異なるけどこれもこれでやっぱり宮崎アニメで。新境地に挑戦した本作が最後の長編アニメーション作品で良かったと思えた。



庵野監督の声は二郎がどういう人物か理解できた上で聞くとその人物像に合っている声だと思えた。
この世界の中では浮いた存在、他の人とは別の世界にいる人間というか。そのような人物を声で表現するとなったら庵野監督が正解なのだろうと思えた。



時間経過の説明が無いのが不親切。観てればどれぐらいの時間がたったのかは分かるようにはなっているけど。
ただ、菜穂子が山の療養所に入ってから二郎の元に行く所までにも恐らくはそれなりの時間が経過していたのだろうと思うが(手紙の数で現わしていたのかも)、観ている感覚としてはすぐにあっち行ったりこっち行ったりで落ち着きが無いように思える。
あそこは駅での二郎と菜穂子の再会シーンへの溜めとして二人が離れている時間が観ていてもっと実感できたらもっと切なかったのではないだろうか。



NHKの番組見たら引退を発表した宮崎監督は今戦国時代を舞台とした漫画を描いていた。やっぱり作品作りからは離れられないみたいだけど、アニメーターの性としてその描いたものを動かしたくなったりはしないだろうか。短編アニメとかちょっと期待してしまう。


キッズ・リターン 再会の時

2013-12-02 17:26:53 | カ行の映画

キッズ・リターン2 再会の時  映画パンフレット 監督 清水浩 キャスト 平岡祐太、三浦貴大、倉科カナ、中尾明慶、市川しんぺー、小倉久寛、池内博之、杉本哲太、ベンガル

『キッズ・リターン 再会の時』
(2013・日本・1h47)
監督・脚本 : 清水浩
出演 : 平岡祐太、三浦貴大、倉科カナ、杉本哲太、中尾明慶、ベンガル、池内博之








高校の同級生だった二人の若者。一人はプロボクサーとなり新人王にまでなったが現在は選手としての瀬戸際に立たされている。一人はヤクザとなり刑務所帰りで自身を取り巻く環境の変化に苛立っていた。その二人が久しぶりに再会する。



ネタバレ有。



どこかぎこちなさを感じる映画だった。それは北野武監督作品『キッズ・リターン』の続編であるという事を強く意識し過ぎているからなのではないかと思えた。
登場人物に北野作品の特徴である「バカヤロー」「コノヤロー」は別に言わせなくてもいいんじゃないかと思う。「バカヤロー」って言う倉科さんは可愛かったけど。



苦めな結末を予想していたけど想像を裏切る結末。ちょっと甘めな結末だけどこれはこれで良かった。



ボクシングシーンは迫力が有った。対戦相手役の人はプロのボクサーなのだろうか。その人たちの上手さも有るのだろう。
平岡さんは山ぴーに代わって『あしたのジョー』の続きでジョー役が出来るんじゃないだろうか。



まーちゃんはどこで腹刺されたんだろう。刺されてから徒歩で後楽園ホールへ。川崎だとして大体20kmぐらい?もうちょっと東京寄りの所で刺されたのかも。


ゴースト・エージェント/R.I.P.D.

2013-11-24 20:39:00 | カ行の映画

R.I.P.D. [DVD] [Import]

『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』
"R.I.P.D.” (2013・アメリカ・1h36)
監督 : ロベルト・シュヴェンケ  製作総指揮・出演 : ライアン・レイノルズ
出演 : ジェフ・ブリッジス、ケヴィン・ベーコン、ステファニー・ショスタク、メアリー=ルイーズ・パーカー、マリサ・ミラー、ジェームズ・ホン






この世に存在する悪霊を取り締まるあの世のR.I.P.D.に新しく配属された男。男をあの世送りにした人物の目的はあの世とこの世をくっつける事だった。愛する妻のいるこの世の大混乱を防ぐために男は相棒と協力してその目論見の阻止に全力を尽くす。



アメリカではそれほどヒットせず、出演者のジェフ・ブリッジスも撮影は楽しかったけど出来上がった作品にはガッカリしたとかなんとか言っていたらしいのである程度の覚悟をした上で観た。
新宿ミラノ1にて。2D。

覚悟していたのでそんなに酷い作品だとは思わなかったけど大ヒットも難しいだろうなあとは感じた。
コメディ要素のある作品だけどそのコメディ部分が今イチ弾け切らない。それはこの作品が死を前提としている作品であって、作っている方も死に対しては誠実に向き合おうとしている感じが有って、それは決して悪い印象は与えないけどコメディとして観た時にその誠実さが足を引っ張っているるように思えた。



死は当事者や周囲の人間にとっては最たる悲劇であるけどもそれは誰にでも必ず訪れるものであり(本作によると地球上では1日に15万人が亡くなるらしい)、そんなごくごく当たり前の事をことさら嘆き悲しむのはナンセンス。というのがあの世サイドのジェフ・ブリッジス演じるキャラクターの貴重な意見。
それはある意味正しいのかもしれないがそうは言ってもこの世サイドとしては悲しいものは悲しいんであって。
その悲しさを乗り越える主人公という感動も本作には織り込まれていた。


怪盗グル―のミニオン危機一発

2013-10-15 20:19:44 | カ行の映画

Despicable Me 2: Meet the Minions (Passport to Reading Level 2)

『怪盗グル―のミニオン危機一発』
“DESPICABLE ME 2” (2013・アメリカ・1h38)
監督 : ピエール・コフィン/クリス・ルノー
声の出演 : スティーヴ・カレル、ミランダ・コスグローヴ、デイナ・ゲイアー、エルシー・フィッシャー、クリステン・ウィグ、ベンジャミン・ブラット、ラッセル・ブランド








極秘開発されていた生き物を凶暴化させる薬品が何者かによって強奪された。元犯罪者であるグルーがその知識と経験を買われて犯罪者を取り締まる組織にスカウトされる。



前作から3年ぐらい経っているけどこの映画の中では前作からあまり時間は経っていない。そこが良かった。
前作の良さはニセの新米パパとまだ幼い娘たちの疑似家族が本物の絆をつなぐ姿を描いた所だと個人的には思っている。
映画の中でも現実同様に3年ぐらいの歳月が経ってしまうと、子供にとっての3年はかなりの変化が見られると思うので父と娘たちの関係にもそれなりの変化が見られるのだろうと思う。
そうなったらそうなったで別の物語が繰り広げられるのだろうけど、ここはまだ父と娘たちの無邪気な関係を観たい所だったので時間が経っていなくて良かった。

末娘の無邪気さは相変わらず。
↓何を喋るのか知りたい。

長女が一番前作と変化と言うか別の一面を見せていた。恋愛について意外と積極的。
次女は前作同様あまり目立たず。戦闘シーンで大活躍とかだったら良かった。

長女のシャツに見覚えのあるキャラが。そう言えばあっちの方のFINALにはミニオンが出ていた。
131015.jpg



本作は前作以上に大ヒットという事で当然続編が作られるのだろう。多分流れからして新しい家族の誕生となるのでは。グルーそっくりの赤ちゃん。
となると今度は娘たちも成長してしまう。成長物語として『トイ・ストーリー3』の様な見事な完結をするべきなのか、絶対に年月の経たない世界でのマンネリズムの物語として続けられる所まで続けるべきなのか。



ショッピングモール内でのシネコンでどんな映画がやっていたのかが気になった。3本の映画のポスターが遠目で見えていたけど何の映画か分からなかった。恐らく何かをパロディとしているのだろうと思う。



ミニオン好きの赤の他人の女性が客席内にいてミニオンにハマりまくりでミニオンが何をしてもゲラゲラ笑っているそっちの方が面白かったりした。
ミニオンのスピンオフが来年だか再来年だかに出来るらしいのでその時もその女性と同じ時に観てみたい。


クロニクル

2013-10-15 19:34:14 | カ行の映画
130929.jpg
『クロニクル』
“CHRONICLE” (2012・アメリカ・1h24)
監督・原案 : ジョシュ・トランク
出演 : デイン・デハーン、アレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダン、マイケル・ケリー、アシュリー・ヒンショウ



不思議な光を浴びた若者3人が特殊な能力を身につけた。



映画の中の登場人物が撮影した映像によって物語が語られる。誰がどのカメラで撮影したものでも構わないルールなのでこれまでのPOV映画よりも話しの幅に広がりが出来る。
クライマックスの街中での騒乱は誰が撮影していたのか分からない所もあった。

『ブレアウィッチ・プロジェクト』や『クローバーフィールド』などのこの手の映画はファウンド・フッテージと呼ばれるらしい。本作は若干違うような気もするけど。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B8

主人公が最初に持ってたカメラデカ過ぎ。あのカメラで常に撮影していたら不審がられて当然。



飛行シーンが良かった。あれぐらいの高度だとあんなにも風の音がビュンビュンするものなのだろうか。ジェット気流とか?行った事が無いから分からない。



串刺しはやっぱりエヴァ弐号機から?



舞台はシアトルだっただろうか。シアトルは思ってた以上にスターバックス多かった。とイチローがマリナーズ辞めてから気付いたとかなんとか言っていた。という事を誰かが言っていたのを何かで聞いた様な気がするけど、本作の中にはスターバックス出てこなかった。


キャプテンハーロック

2013-09-20 19:19:34 | カ行の映画

キャプテンハーロック~オリジナル・サウンドトラック

『キャプテンハーロック』
(2013・日本・1h55)
監督 : 荒牧伸志
声の出演 : 小栗旬、三浦春馬、沢城みゆき、小林清志、大塚周夫






人類が宇宙に進出した未来。全人口は果てしなく膨張し続けたため人類の故郷である地球はその人々を受け入れられなくなっていた。故郷を失い宇宙を漂い続けるしかない人類が進むべき道とは。



寝不足気味で観たからなのか内容がよく理解できていない。
小説家の方が脚本を担当なされている場合内容が理解出来ない事が多々ある。それは小説と映画の鑑賞スタイルの違いからくるものなのではないだろうか。小説は自分のペースで行きつ戻りつで読み進めることが出来るけど、映画は映画館で観る場合は始まったらノンストップ。理解出来ても出来なくても。
だからもっと誰にでも分かるぐらいの平易さが映画の脚本の場合には必要なのかも。しれないがそれが度を越すと観客をバカにしてると憤ってしまうのでそのさじ加減はとても難しいのだろう。
と、自分の理解力の無さを人のせいにして。
『人類資金』も脚本が同じ人なのが心配。



CGは美麗なれど3Dは薄暗くなるやつだった。なので途中で3Dメガネを外した。
3Dでの画面の薄暗さは最近では解消されていた気がしていたけど邦画はまだその問題を抱えているよう。



宇宙空間での宇宙艦隊戦(アルカディア号は一隻だけど)があくまで地球上での戦い、重力によって制限される中での戦いを宇宙空間に持って行っているだけのように思えた。
もっと混沌とした地球上では有り得ない戦いが宇宙では繰り広げられるべきなのでは。地球上での共通認識の天地や左右も宇宙空間では有って無いようなものなのだから。自分が上だと思っているのが相手にとっては右だったり別の相手には下だったりするわけで。
それこそタイのアクション映画を初めて観た時の様な衝撃。有り得ない体勢から有り得ない角度で入ってくる膝蹴りとかそういう今まで有り得なかった宇宙艦隊戦を3Dで見てみたかった。

アルカディア号は有り得ないぐらいに頑丈だった。


黒いスーツを着た男

2013-09-09 19:20:35 | カ行の映画


『黒いスーツを着た男』
“TROIS MONDES” (2012・フランス=モルドヴァ・1h41)
監督・脚本 : カトリーヌ・コルシニ
出演 : ラファエル・ペルソナーズ、クロティルド・エスム、アルタ・ドブロシ、レダ・カデブ



人を轢いてしまった男。その場を走り去るが罪の意識にさいなまれる。男の前に事故の目撃者が現れ出頭するように求められる。



ネタバレ有。



フレンチノワールサスペンスを勝手に期待していたけど極めて真面目なヒューマンドラマだった。
ヒューマンドラマとして観れば誠実な作品と言えるのだろうけど(なんだかんだでやっぱり出頭はした方がいいんじゃないかと思うが)、サスペンスを期待していたのでまるで車の免許更新の際に見させられるやつを観ている気分になってしまいどうにも拍子抜けだった。


ガッチャマン

2013-09-09 19:09:06 | カ行の映画

映画『ガッチャマン』オリジナル・モーションピクチャー・サウンドトラック

『ガッチャマン』
(2013・日本・1h53)
監督 : 佐藤東弥
出演 : 松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平、岸谷五朗、初音映莉子







ギャラクターによって世界の半分が支配された近未来。ギャラクターによる大量殺戮計画を阻止する任務に就くガッチャマン。



子供の頃にアニメは見ていた。でも思い返してみれば内容はほとんど理解していなかった事に気付いた。ただカッコいいヒーローがカッコいい必殺技やメカで悪者をやっつけるのを毎回飽きずに見ていただけで。
当時はそれでもちろん満足していて。ただ、現在において実写化するにあたりその昔のアニメのままでいいのか。昔のアニメの『ガッチャマン』のままで果たして2時間の映画になり得るのか。という問題があったのではないだろうか。昔のままでは無理という判断が今回何かの会議で出たのでは。本当に無理だったのかは今となっては分からないが。
次『破裏拳ポリマー』でカッコいいヒーローが悪者をやっつけるだけってのを作ってみては。なるべくコスチュームはいじらない方向で。



世界の半分を支配しているというギャラクターの悪の組織としての全容、ギャラクターに支配されている世界の実情だとかが薄らぼんやりとしている。
当世の流行としてヒーローが自分自身のヒーローとしての存在に苦悩するけれど、本作もまた然りで。
薄らぼんやりとしている世界で薄らぼんやりとしている悪者と戦うヒーローが苦悩してるってのはヒーロー映画としてあんまりよろしくないかなあと。

その苦悩に伴い作品中の8割9割方で正義の味方のリーダーの目が死んでいるっていうのもよろしくはないかと。

それと終盤はタイムリミットサスペンスの要素が加わるが、そのタイムリミットが設定されてからの内輪揉めは観ていてイラッとするのでそれもよろしくないかと。



ベルクカッツェの「ウィルスエックス」の発音だけが妙にいいのは面白かった。



続編作りたそうな終わり方だったけど多分無いのでそれだとこの物語があの人の見た夢という解釈も出来る終わり方になってしまった。
この映画自体が夢だったのなら良かったのに。と思う関係者の方はどれほどいるのだろうか。



冒頭の中野‐新宿間のバトルは実景(ミニチュアも使われていたんだろうか?)が効果的に使われていたように思う。
しかし、新宿で線路が分断されたら東京の都市機能はどうなっちゃうんだろうか。



トーホーシネマズ渋谷にて。ドーナツ屋さんの方の裏口(?)から入ると渋東シネタワーの名残がまだ残っていて懐かしい気分に。
しかし渋東シネタワーの1と2をそれぞれ半分ずつにしたのは改めて考えてみても勿体ないなあと思う。なんだかせせこましい感じになってしまって。だからあんまり行かなくなった。


恋の紫煙2

2013-09-09 17:11:54 | カ行の映画


『恋の紫煙2』
“春嬌與志明” (2012・香港・1h51)
監督・脚本 : パン・ホーチョン
出演 : ミリアム・ヨン、ショーン・ユー、ヤン・ミー、シュウ・チェン



付き合い始めた二人だったが些細な事で別れてしまう。偶然に共に北京が仕事場所となり再会を果たしお互いにまだ気になる相手だった事に気付くがお互いに別の交際相手がいた。



前作は香港の喫煙規制がきっかけで始まるヘビースモーカー同士のラブストーリーでそこから邦題が『恋する紫煙』と付けられて。ところが続編の本作では喫煙に関する描写が激減。ほとんど無いと言ってもいいぐらい。それなのに邦題は『恋の紫煙2』っていうのはあまりにも内容とそぐわないなあと思った。
前作も本作も原題は主人公カップルの名前。
『バス男』も7年半の歳月を経て『ナポレオン・ダイナマイト』と邦題を変えた事だしここはひとつこちらも色々と考えてみては。

ナポレオン・ダイナマイト [DVD]

ナポレオン・ダイナマイト [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



前作より上映時間が若干長くなっているのがテンポが悪くなっているのではないかとちょっと心配だったがそんな心配は無用だった。むしろ前作より面白い。
内容としては男と女が別れたり、よりを戻しそうになったり戻らなかったり。で結局の所元のさやに納まるのが既定路線だったのだろうなあという感じだったけど、いつもならご都合主義とも言えるそのような事に腹が立ちそうな所をそれらの紆余曲折にハラハラして笑って。
それは主人公二人に前作ですでに好感を持っていて、本作でさらに好感を増したからなのだろうと思う。
パン・ホーチョン監督がキャラクターを魅力的に描くのが上手いのだろう。



広東語と北京語では同じ中国語でも全く通じない所もあるらしい。
香港‐北京間約2,300km。青森‐沖縄間と大体似た感じと考えればそれだけ離れてたら通じなくてもおかしくはないと思える。



イーキン・チェンのエピソードが面白かった。とは言えイーキン・チェンの事はあまりよくは知らず。でも知らなくても面白かった。
イーキン・チェンの他にも香港芸能ネタが幾つか有ったけどそれらもよく分からなくて。分からなかったから面白さもよく分からなくて。イーキン・チェンのだけはなんであんなに面白かったのだろうか。不思議。



シネマート六本木 《パン・ホーチョン、お前はやっぱり誰だ!?第2弾》にて。
『低俗喜劇』も観たかったけどスケジュールが合わず断念。


恋の紫煙

2013-09-08 17:10:09 | カ行の映画


『恋の紫煙』
“志明與春嬌” (2010・香港・1h42)
監督・脚本 : パン・ホーチョン
出演 : ショーン・ユー、ミリアム・ヨン



香港では公共の場での喫煙は規制され愛煙家たちは定められた場所に集い一服を共にする。そこには男女の出会いも有り。



シネマート六本木 《パン・ホーチョン おまえはやっぱり誰だ!? 第2弾》にて。



パン・ホーチョン監督作品で初めて観たのが『ドリーム・ホーム』だったのでそのバイオレンスでエロチックなイメージが強く残ってしまったけど、今回の監督特集上映での『ビヨンド・アワ・ケン』と本作を観て決して暴力とエロだけの監督ではない事が分かった気がしている。
器用と言うか、『ドリーム・ホーム』も出来るし『ビヨンド・アワ・ケン』のような女性が主人公のも出来るし本作のようなロマコメも出来る。



今まで観てきた香港映画がジャッキーかジョニー・トーかといった感じでアクションやらサスペンスやらギャングやらの舞台となっている香港しかほとんど見た事が無いので、パン・ホーチョン監督作品で観る香港の街やそこで生活する人たちの違った一面が見れてそれはいい事だなあと思う。


劇場版NHKスペシャル世界初撮影!深海の超巨大イカ

2013-09-04 15:16:43 | カ行の映画

NHKスペシャル 深海の超巨大イカ

『劇場版NHKスペシャル世界初撮影!深海の超巨大イカ』
(2013・日本=アメリカ・1h11)










深海に生息するダイオウイカ。生きている姿を見た者はまだ誰一人としていない。ダイオウイカを追い続けて10年。遂にその姿をカメラが捉えた。



超巨大という言葉に妄想を広げ過ぎてしまった。『パシフィック・リム』の怪獣ぐらいの大きさを想像してしまったので実際の3メートルだか4メートルの大きさを目にしてもそれほどの驚きも無く。
そもそもイカの標準サイズがよく分かっていないので何を基準にして超巨大なのかが理解出来ていない。

なんだか10メートル、20メートル級のダイオウイカもいるとかいないとか。もし20メートル級が今後発見されたとして、3メートルで超巨大だったら20メートルだったらどの様な呼び方をするのだろうか。メガやらギガやらか。



人が生存できない深海に生息するダイオウイカ。出逢う事など不可能だったヒトとイカが出逢えたのはひとえに未知なるものへの知的探究心によるところ。
別に知らなきゃ知らないでいいじゃん。っていう知的探究心のかけらも無いものの考え方では人類の文明の発展は成されないのであろう。

人間が知らなければいけない事、人間が知らなくてもいい事、人間が知らない方がいい事。
人間が知らないままでいた方が良かった事って過去から現在まで色々と有るような気がする。ダイオウイカも人間に知られずに深海でそっとしてあげた方が良かったのかも。



ダイオウイカの目が怖かった。目の機能は驚くほどに高性能らしいけどダイオウイカの知能がそれほど賢くは無いのでマッコウクジラを餌だと思って突っ込んで行ってしまうのか。



NHK製作のドキュメンタリー。という事は製作費は皆さまの受信料から?それをまた金取って劇場公開するという。さすがNHK。

国民的大人気の朝のテレビ小説のサントラがオリコン1位で話題だけどあれの製作費も皆さまからの受信料?
サントラだけに限らずあのテレビ小説関連商品の売り上げのNHKの取り分は当然全額を東北の方に寄付するのだろう。さすがはNHK。


風立ちぬ

2013-08-07 20:14:06 | カ行の映画

風立ちぬ (ジス・イズ・アニメーション)

『風立ちぬ』
(2013・日本・2h06)
監督・原作・脚本 : 宮崎駿
声の出演 : 庵野秀明、瀧本美織、西村雅彦、西島秀俊、野村萬斎、志田未来、國村隼、大竹しのぶ








空を飛ぶことに憧れる二郎少年は成長し飛行機の設計技師となる。しかし飛行機は戦争兵器として進化を遂げる不幸な乗り物だった。その不幸な乗り物に全てを捧げる青年二郎が運命の女性菜穂子と出逢う。



二郎の甘酸っぱくホロ苦い青春ストーリーだった。かつての宮崎アニメ、ドタバタアクションコメディへの期待はもう諦めがついている。そういうのを観たくなったらルパンとかホームズをDVDなりなんなりで観ればいいのであって。本作の飛行機のシーンなどを観ていたらアルバトロスやさらば愛しきルパンを観たくなった。

宮崎監督の映画作りの傾向が脚本を担当した『コクリコ坂から』に続いてアクションに頼らない人間ドラマの方に向かっているように思えた。



ヒューマニスト、エコロジストと世間から見られている宮崎監督が一方で戦争兵器のマニアでもあるという矛盾について自身の作品で何らかの答えを示す。というのがこの映画の企画を持ちかけた鈴木プロデューサーの思惑だったのではないだろうか。
マニアである所以はその戦争兵器で人を殺したいという事ではなく、殺したいと思う人は仮にいたとしても。飛行機や戦車など単純にメカニック的な所にマジテンション上がるといった所なのではないのかなあと思う。それがたまたま人を殺す事の出来る道具であったと。
大半の女性の方がマジテンション上がるとされるブランド物のバッグだって中に石詰めて人の頭殴れば十分に殺人の道具となるわけで。それは屁理屈だけれども、要は使う人間がどう使うかが問題なのであって。

それと何か物を作る上で苦労を厭わず努力し続ける人たちへの敬意の念があるんではないだろうか。
飛行機は他の乗り物、車やバイクや船などと較べて戦争の兵器として発展したところが大きく(とかいう事をサン=テグジュペリの何かの文庫本のあとがきに宮崎監督が書いているのを読んだ)言わば呪われた乗り物であり、しかしそれでも空を飛ぶことに憧れる者たちは兵器として人殺しの道具として使われる事を分かっていながら少しでも性能を上げる事に対して努力を惜しまない。
その努力が素晴らしい。けれど戦争兵器を作り出す事は罪であり。その罪の代償として二郎は運命の女性と生涯を共にする事は出来なかった、許されなかったのではないか。



庵野監督は世間の評判に違わず上手くはなかった。上手さを期待しての起用ではないのは分かってはいた。問題なのは良い時と悪い時の差が激しい。100とはいかないが70、80の時と0の時とアップダウンが激しい。後半は安定していたと思う。

思うに庵野監督の起用の理由は主人公を印象付けるためなんじゃないだろうか。主人公の性格や言動などで十分に印象は強いと思うが、絵がいつものジブリアニメな感じなのでこれをプロの声優さんでやったら庵野監督ほどには強く印象に残らないのではないだろうか。



宮崎アニメと言えばモブシーン。とかつては言われていた様な気がするが、やっぱり宮崎監督はモブシーン演出が上手いなあと改めて思った。モブの中の一人一人それぞれがきちんと演技していて。



映画を観た後でユーチューブで4分予告を観た。良かった。
ひこうき雲は4分予告だけでも良かったような気もする。この映画の主題歌として本編の後に流れるのは何かちょっと違和感があった。


コン・ティキ

2013-07-25 20:10:44 | カ行の映画

Kontiki『コン・ティキ』
“KON-TIKI” (2012・イギリス=ノルウェー=デンマーク=ドイツ・1h53)
監督 : ヨアヒム・ローニング/エスペン・サンドベリ
出演 : ポール・スヴェーレ・ヴァルハイム・ハーゲン、アンドレス・バースモ・クリスティアン、トビアス・ザンテルマン、オッド=マグヌス・ウィリアムソン、ヤーコブ・オフテブロ、グスタフ・スカルスガルド、アグネス・キッテルセン




ポリネシア人のルーツは南米にある。との自説を証明するためトール・ヘイエルダールは大昔の技術だけで作られたいかだに乗って8,000kmの海路を航行しようとした。周囲が引き止める中5人の仲間が集まり遂に冒険の旅が始まるのだった。



海洋冒険映画。良い映画だった。スターも出ていないし題材的にも地味めながらも冒険映画としてのツボを外さない良い映画だった。

今現在のスターは出演していないけど将来のスターになる人は出てきそうな気はする。

ウィキペディアによると現代においてはトール・ヘイエルダールの説は主流ではないとの事だった。とは言え冒険野郎たちが成し遂げた事は少しも色褪せる事は無いのだろうと思う。



冒険は映像で記録されており、その映像を使用したドキュメンタリー“Kon-Tiki”はアカデミー賞のドキュメンタリー賞を受賞しているのだとか。
それは観てみたい気もして、動画投稿サイトに有ったのでチラッと見たけどもチラッとでやめた。観てみたい気は気のせいだった。


華麗なるギャツビー

2013-07-22 15:06:43 | カ行の映画

ミュージック・フロム・バズ・ラーマンズ・華麗なるギャツビー

『華麗なるギャツビー』
“THE GREAT GATSBY” (2012・アメリカ・2h22)
製作・監督・脚本 : バズ・ラーマン
出演 : レオナルド・ディカプリオ、キャリー・マリガン、トビー・マグワイア、ジョエル・エドガートン、アイラ・フィッシャー





第一次世界大戦後、一部の者たちは好景気に酔いしれていたが毎週末に盛大なパーティーを開く謎の大富豪ジェイ・ギャツビーだけはある想いを持ってそのパーティーを開いていたのだった。



壮大なドラマなのかと思わせて実は大掛かりなメロドラマだった。良いメロドラマではあった。



ギャツビーがグレートで華麗かと言ったらそうではないような気がするけど、この物語の語り部から見てその時代のその地の浮かれ上がったセレブ達の中でただ一人純愛を貫こうとしたギャツビーだけがグレートであったという事なのだろうか。



ディカプリオが良かった。と言うか面白かった。特には愛する人との待ち焦がれた再会でのオロオロっぷりと時計のくだりが面白かった。ディカプリオで笑ったのってこれが初めてかも。

トビー・マグワイアも良かった。何か意味有り気に思わせる表情が相変わらず上手い。



ゴージャスなパーティーがちゃんとゴージャスなのが流石バズ・ラーマン監督だなあと思う。あれがショボいパーティーだったら全部台無しになるだろうし。



エンドロールでJG(ジェイ・ギャツビー)以外にも色々なパターンの紋章(紋章?)が現れたけど、あのアルファベットをつなぎ合わせると何かのメッセージになる。とかだったら面白い。



3Dで。3Dである必要性が全く感じられず久し振りに苛苛した。