労働災害防止についての関心の保持および労働者の創意工夫を引き出す方法 その10

5　職場の創意工夫を高める雰囲気づくり（⇒グループの活性化）


（2）競争原理を働かせること

個人またはグループに対して、労働能力に適応した問題点を課題（テーマ）として与えて、考えさせて解決を図り、
改善提案をさせることにより競争原理の働く場面を作る。


（3）表彰制度を設けて、成果に対して適切に表彰をするなど成果を明確にすること

創意工夫に対する審査制度を作り、良い考えや提案を確実に実行するとともに表彰をして、刺激を与えることが必要である。

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労働災害防止についての関心の保持および労働者の創意工夫を引き出す方法 その9

5　職場の創意工夫を高める雰囲気づくり（⇒グループの活性化）

職場の創作活動を高める雰囲気づくりは、職長が部下の創造性を育てることに関心を強く持つことが必要かつ大切であり、
職場に創造的雰囲気を作る努力が職長になければならない。
組織、グループの活性化のためには、3つの具体的手段が必要となってくる。

（1）目標に対する達成度を評価する事

現在職場で実施をしている諸活動（例として、パトロール、ヒヤリ・ハット報告、安全日誌等）を通して出てきた問題点を整理・把握をして、
データ（資料）を視覚的に訴える形にまとめる。

視覚化ができれば、目標レベルを明確にでき、おのずと評価も可能となる。
評価の出来ない活動は、必ずマンネリ化を招く。組織、グループの活性化のためには、諸活動を評価して、見直すべき事案が見つかったなら、
見直しをして、改善を図るとよい。
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