My Little Southern-Cross

藤田伸二騎手をおっかけるおやじのブログ。大相撲開催時期には「相撲部」のみなさんが集まります。

なんとなく秋。

2008-08-25 22:14:08 | 競馬以外のこと
暑い時期もピークは過ぎたようで、このところめっきり秋の気配が
漂いはじめましたね。

とにかく汗をかく量が多い私。前世はイタリア人で、「アセカッキ」
という名前だったのではないかと思うくらいです。なのでようやく
夏が過ぎ去ろうかという感じになってきているのは喜ばしい限り。
まだどこに行くにもタオルは欠かせませんけど(笑)

というわけで、暑いときはさすがに控えていた自転車で遠出計画も
ぼちぼち再開です。とりあえず月曜日は仕事も遅くなることが
なかったので、帰宅してから走ってみました。コースはいつもの
小倉~門司港。片道15キロくらいの道のりです。最近ママチャリ
ではない自転車(6段変速)を手に入れたので、乗り心地を試すと
いう意味もありまして。

トレーニングということで、最初から最後まで変速は使わず
いちばん重いギアのままでの走行。こういうのを思いついたとき
だけでなく、頻繁にするようになればダイエットにもなるのかも
しれませんが、根本的にぐーたらなものでなかなかうまくいくものでは
ありません(苦笑)

これから一段と涼しくなっていくはず。朝晩は寒いくらいになります
ので、体調管理には十分気をつけていきましょう。私もいつまでも
畳の上でシャツとパンツのまま何も着ないでひっくり返って寝ている
場合ではないような気がします。

行ってきました☆

2008-08-21 22:39:53 | 競馬以外のこと
前から「行きます!」と宣言していたこのイベント
少し前になりますが、足を運んでみました。


『島津の国宝と篤姫の時代』
東京大学史料編纂所20万点の世界


普段は東京大学に収められている国宝「島津家文書」。
一般人が目にかかる機会はほとんどないので、
こういうときに見ておかないと後悔することになるのは
間違いなし。大学のときには一時本気で島津家のことを
研究しようと思ったほど(結局は挫折)なので、私に
とってはまず触れなければならないこの文書。死ぬまで
に一度目にかかれて良かったと思います(笑)


博物館は同じ福岡県内にあるのですが、さすがに一日で自転車で
往復は無理な距離。おとなしく車で行くことにしました。行きは
高速道路を利用して1時間ちょっとで到着。職場の人から
「太宰府に行くならオススメはここ」と言われたお蕎麦屋さんに
立ち寄り、腹ごしらえをしてからいざ博物館へ!

館内に入り、まずは島津家初代・忠久のことに触れた文書群を拝見。
この人はあの源頼朝の落胤という説もある人物で、日向国の島津荘を
与えられて以後700年続く島津家の基礎を築きました。なので
島津家で名前に「忠」や「久」の字を使えるのは限られた一門のみ
という規定までできていたようです。

次に豊臣秀吉の朝鮮出兵のときに命じられた「虎狩」の様子を描いた
絵巻。絵自体は確かに勇壮ではあるし、その後の薩摩藩での藩士教育に
使われる素材であったとのこと。ただ、この出兵自体が無謀であったと
言えるし、虎の胆=不老不死の身体と信じる豊臣秀吉の耄碌ともいえる
命令。医道を極めたという伝説まで聞こえてきているこの出兵の島津軍
大将・島津義弘。異国の地でこの狩りを見つめる視線にはどんな思いが
去来していたのでしょうか。この出兵の中、義弘は世嗣・久保を陣中で
失っています。

ほかにも今後目にすることはできないと思われる国宝・重要文化財の
数々を拝見。こういうものを年代を追ってしっかり保管できているのも
さすがは名門といったところ。ひたすら同じ場所を領地としていたので
保存に対する意識もしっかり根付いていたのでしょう。私的には保管に
使われているという丸十字が大きく描かれた箱を見たときにかなりの
反応を見せてしまいましたが(普通の人と違うかも?)

島津家は700年にわたって南九州を支配してきた家柄ですが、時の
政権が変わっても自分たちは変わらず領地を支配できているのは領主の
時代に対する読みが深いというのが要因として考えられるのではない
でしょうか。もともと「島津に馬鹿殿なし」と言われるような家である
のですが、時代の節目には更なる名君が登場しています。戦国期には
九州一円を一時は支配下に起きかけましたが、圧倒的な大軍を擁する
豊臣秀吉の前に一敗地にまみれます。そんな中、薩摩軍の限界を感じ
取った島津義弘は中央政権に対する理解を深め、他国の人間には
聞き取ることも難しい「薩摩言葉」を武士に関しては用いないように
したり、情報を集める独自の諜報網を築こうとしたりしています。
(参照:池宮彰一郎『島津奔る』)

関ヶ原の戦いで負けた西軍に属しながらも本領安堵を勝ち取り、最大の
ピンチを乗り切った島津家。度重なる財政危機も奇策とも言うべき内容で
克服し、幕末に再び脚光を浴びることになります。このあたりは現在
大河ドラマ『篤姫』で登場しているので私ごときが語るところではない
でしょう。ただ、幕府を根本的に変えなければと考えた島津斉彬。この人
もまた時代を見るに敏である島津家の名君と言えるはずです。


ちなみに、最後に太宰府天満宮へ向かう参道にどっさり立ち並んでいる
お土産屋さんの一角で「梅ケ枝餅」を購入したのですが、お店によって
味が違ったりするのでしょうか?あれだけ梅ケ枝餅屋さんがあったら
客の取り合いになることは必至なのでは?と余計な心配をしたくなるほど
の並び具合です(笑)


そして帰りは高速道路を使わずに帰り、途中で食事をしたり休憩したり
したので4時間ほどかかってしまいました。行きと帰りとでは実に3時間
もの差が。普段はほとんど使うことのない高速道路ですが、使うと便利な
ものであることを改めて実感した次第です。



※ この記事は「ぶろぐるぽ」にエントリーしています。
  掲載した写真は九州国立博物館より提供を受けたものです。

旅行記その2.

2008-08-11 19:38:23 | 競馬のお話・予想・結果など
7月26日(土)

東京旅行2日目。
家族はディズニーランドで一日過ごすのですが、私は単独行動。
いつものことです(笑)

朝はこれまた恒例のジョギング。昨年と同じホテルなので、走る
コースも同じ。この翌日はちょっと違うコースを走ってみたり
しましたが。

朝食をとったあとに家族と別れ、私は一路中山競馬場へ。関東にある
JRAの競馬場のうち、東京競馬場へは2度ほど足を運んだことはある
もののこちらは未体験だったので、話のタネに行ってみることにしました。

まず感じたのはアクセスの不便さ。最寄りの駅で降りてそこから延々と
続く地下通路。私の感覚が至極交通の便の良い小倉競馬場をベースに
しているせいもあるのかもしれませんが、これでみなさんよく通ってる
な~と感心しながら歩いておりました。

小倉競馬場の近隣に住む人間が中山競馬場で小倉の馬券を買う、という
展開に若干違和感を覚えつつ取り組みましたが、結果は惨敗。場所を替える
だけでは馬券センスが変わることはまったくもってないようです(涙)

この日、我が地元・小倉競馬場では長年ジャンプレース界を引っ張ってきた
重鎮・嘉堂信雄騎手の引退式が行なわれていました。私が競馬をはじめた
ころすでに大ベテランの域に達しており、そこからさらに十数年が経過。
ジャンプレース専門の騎手であったため、一般的には非常になじみの薄い
騎手でしたので、私の横で見ていたおやじ連中から

「あれは馬主か?調教師か?」

というセリフも聞こえてきましたが、私の知る限りでは馬が障害を飛越
している最中に馬の上からムチを入れるという達人芸が普通にできた唯一の
騎手。ジャンプレース史上最強馬と私が勝手に認定しているリターンエース
の手綱を取っていたのも彼。今後は自分の後を継ぐ後進の指導に力を
尽くしてくれるはずです。長い間お疲れ様でした。

お昼前には競馬場をあとにし、向かった先は新宿。ここでブログのお友達
であるココアさんと待ち合わせです♪
東京旅行に出る前日というなんともギリギリなタイミングでお誘いした
にもかかわらず快諾していただき、めでたく初対面となりました。
それでもブログでは3年ほどおつきあいがあり、妹とも親しくさせて
いただいていたりするので、初めて会ったとは思えないくらいな
親近感。東京都庁などを案内していただき、もちろん「相撲部」の
お話もたっぷりと。楽しい一時を過ごすこと
ができました☆

デート?の様子はココアさんもアップしてくれていますので、こちら
ご覧になってください♪

ブログは簡単に言うと日記のようなものですので、長く読んでいると
実際に会うことはなくてもその人の日常や性格がある程度分かるよう
になるもの。こういったお友達ができるところにも面白さがあるの
でしょうね。

そうこうしているうちに夕方になり、ホテルに戻ると家族も戻ってきて
おり、全員ぐったりモード。ちょっと休んで再び夜の部に出撃するとか。
私も普段外で歩き回ることはあまりないだけにちょっとぐったり。この日
の夜は部屋から出ることはありませんでした(笑)

旅行記その1。

2008-08-05 00:12:04 | 競馬以外のこと
ちょっと遅くなりましたが、先週の東京旅行の記事をぼちぼち
アップしていきたいと思います。


7月25日(金)

朝8時過ぎの飛行機で北九州空港を出発。空港までは車で行けば
30~40分。かつては自転車で行ったこともある空港ですが、
今回はおとなしくしておきました(笑)

10時過ぎには早くも羽田空港着。午前中だというのに早くも
相当な暑さの中、まず向かったのは東京タワー。東京旅行としては
ベタな目的地ですが、私にとっては初見物。だんだん見えてくる
巨大な赤い塔はさすがに存在感がありました。

下から150mほど上がったところに展望台があり、そこまで
一同で行ってみることに。ちょうどこんなイベントがあっており、
私は迷わず階段で昇ることに。新婚旅行でオーストラリアに
行ったときも着いた初日にバンジージャンプにトライした
経験があり、どうも旅行となると目的地に着いてすぐに過酷な
イベントが私を待ち受けているようです。好きでやっているだけ
という見方も大いにありますが(笑)

やはりこの暑さの中わざわざ階段を600段も昇るということを
やっている人はほとんどおらず、昇る間に3人ほど抜かしただけで
あとは人の姿は見えませんでした。最初の500段ほどは外を登り、
最後100段でようやく室内へ。ゴール地点でおねーさんが待って
おり、2枚のカードをゲット♪1枚は通常階段で昇ったときに
もらえる認定証で、もう1枚は「階段道場」限定カード。30を
過ぎたおやじがこういうものをもらって喜ぶというのもどうかと
思われますが、まあよいでしょう☆

普通にエレベーターで昇った家族と合流し、タワー内をひとしきり
見て回ったあとに向かったのはこちら。ネットで
調べていて見た限りでは「高級なうどん屋さん」というイメージでしたが、
実際に食べてみるとお値段には納得できるものが。麺は3玉まで
増やしても価格は同じということなので

明太あんかけ玉子とじのおうどん(2玉)
海老クリームのおうどん(3玉)
明太子クリームのおうどん(3玉)

を注文。ちなみに食べるのは大人4人と子供1人だったのですが、
器の大きさ&量は半端ではありません。3玉を1つ頼んだら3人で
ちょうど良いくらいの量だと思われます(笑)

せっせとうどんをやっつけている最中に疲れた娘は寝てしまい、
嫁たちはこの旅行の本来の目的である少年隊のミュージカルを観に行く
時間に。何でも少年隊が出るのは今年が最後だそうで、そうなれば
私たちの東京旅行も今年で最後となる可能性大。心置きなく
楽しんできてもらいましょう☆

残された私たちは娘が起きるのを待って宿泊地に向かうことに。
昨年もここに泊まったので迷うことなく到着です。こうして1日目は無事に
終わっていくのでした。嫁たちは最後の舞台を十分すぎるほど楽しんで
きたようですが、戻ってきたころには私はすでに夢の中(苦笑)