1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

職場自主活動の課題について

2018-08-29 10:02:38 | 日記
 職場小集団の話し合いは、さまざまな職場の問題解決や自主的推進への
意欲を高める効果的な活動として職場自主活動と呼びます。しかしながら、
災害は毎日毎日、時々刻々、一瞬一瞬いつ何時に起こるかも知れません。
人間はついウッカリしたり、ボンヤリしたりします。錯覚し、横着して
近道したり、省略したりします。これらのヒューマンエラーによって
引き起こされる事故や災害を、月1回の安全ミーティングのみで防止する
ことはできません。また、多忙な職場では話し合いにかける時間も限られて
しまうという課題があります。これらの課題に対して、毎日毎日、短時間に
その日の作業の危険(問題)を発見・把握・解決する話し合いの手法として
有効な手法が危険予知訓練(KYT)です。危険予知訓練をはじめとする
危険予知(KY)活動手法が多くの事業場で取り入れられ実践された結果、
さまざまな短時間のKYT活用技法が開発されました。

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ゼロ災運動とOSHMSとの一体的運用について

2018-08-28 13:10:49 | 日記
 職場の安全衛生の確保は、安全衛生管理の徹底がまず基本です。そこに
OSHMSという管理の仕組みを導入することにより、職場の危険が適正に
除去、低減され安全衛生水準の向上につながります。しかしながら、人は
時として、近道反応、省略行為といった管理では想定しきれない思いも
よらない行動を取り、それが事故・災害に結びつくことがあります。
このような人間の行動特性によるエラー事故やOSHMSにより除去・低減
しきれなかった危険については、現場の小集団活動により、現場第一線が
自主的、自発的に自らの決意によって危険を回避する日常的な取組みが
有効なのです。

 このように、安全衛生管理と職場自主活動が一体的に推進されること
により、事業場全体の安全衛生への取組みを完成させることができるのです。
言い換えると職場自主活動によって、ラインの安全衛生の確保が進むこと
から、ゼロ災運動は安全衛生のライン化を完成させる運動といわれています。

 職場が自主的、自発的にこれらの活動に取り組むためには、日ごろの
管理監督者の現場に対する指導援助、ねぎらい、フォローが鍵となります。

 ゼロ災運動を実施している事業場またはこれから実施しようとする事業場が
OSHMSを導入すれば、ゼロ災運動の推進に管理の仕組みが確立し、
継続的・安定的なゼロ災運動の展開が期待できます。職長は、現場の
小集団活動である職場自主活動を動かす立場にあることから、現場での
OSHMSの運用と職場自主活動の適切な推進が望まれます。



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ゼロ災運動推進3本柱について

2018-08-28 10:09:54 | 日記
ゼロ災運動は、安全衛生管理の徹底と併せて、職場第一戦の自主活動、
すなわち、「自分の安全は自分で守る」、「仲間の安全はみんなで守る」という
自ら進んでやる気を持って行なう職場自主活動によって安全衛生にライン化を
完成させる運動でもあります。職場自主活動がうまくいくかどうかは、
トップのこの活動への理解と管理監督者の職場第一線への指導援助、
ねぎらいとフォローが鍵となります。

① まずはトップの強いリーダーシップ
 事業者のトップは、ゼロ災運動の推進を表明し、ゼロ災運動の推進者
となる管理監督者、安全衛生スタッフ等に対して、ゼロ災運動の意義および
各種安全先取り手法等の習得を促す等、トップ自らゼロ災運動推進への
強いリーダーシップを発揮する。トップの決意でゼロ災運動の成否は決まる。

② 管理監督者の率先垂範および安全衛生スタッフのサポート
管理監督者は、トップの意向を踏まえ、ゼロ災運動の意義および安全先取り
手法等の理解に努め、自らこの運動へ積極的に参加し、職場への普及・
定着に努める。
 具体的には、危険予知活動手法等を活用した実践プログラムを作成し、
自ら職場への指導、援助を行い、ゼロ災運動の定着に努める。
 また、安全衛生スタッフは、管理監督者のゼロ災運動の取組みに対して、
各種危険予知活動手法の紹介や具体的進め方を助言する等管理監督者を
サポートする。

④ 職場自主活動の活発化による現場力の強化
 働く人一人ひとりが、安全と健康を自分自身、仲間同士の問題ととらえ、
毎日のツール・ボックス・ミーティング(TBM)で短時間の危険予知活動を
実践し、職場自主活動の活発化を図る。

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ゼロ災運動の理念について

2018-08-27 13:10:18 | 日記
職場にはいろいろな人が働いています。それぞれが固有名詞を持つ人たち
であり、誰一人ケガをしてもよい人、死んでも仕方がない人などいません。
誰一人ケガをさせない、そのために、全員参加で安全と健康を先取りして
いこうという人間尊重の実現がゼロ災運動の出発点であり、理念なのです
(ゼロ災運動基本理念3原則)。ただ、単なる理念だけの精神運動ではなく、
職場や作業に人間尊重理念を実現するための具体的な手法であり、その
手法を生かした実践プログラムをつくり日々職場で展開されて始めて魂の
入った活動となります。



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ゼロ災害全員参加運動の目的について

2018-08-27 10:03:04 | 日記
ゼロ災害全員参加運動(ゼロ災運動)は労働災害の減少といった統計的、
な数値目標としての災害ゼロを求める運動ではなく、働く人の立場に立ち
(人間尊重の理念に基づき)ゼロ災害、ゼロ疾病を目標に、全員参加で
安全と健康を先取りにすることにより、いきいきとした職場風土づくりを
目指す運動です。具体的には、職場の安全先取り活動である危険予知(KY)
活動、指差し呼称、4S活動等を行なうことによってヒューマンエラー
による事故を防止し、職場の安全水準をあげるための現場力の向上を図る
運動として多くの職場で導入されています。

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