職長の役割－(2)について

１．職長の役割
（２）職長の職務範囲とＯＳＨＭＳ

職長は、安全衛生に関しては、上司の指示を受け、また、安全管理者
（または衛生管理者）と連携を図りながら作業を管理監督することから、
職長は安全管理または衛生管理を現場で実行する者であることになります。

安全管理者（または衛生管理者）が行うべき具体的措置（表２-１）の
主要なものは、現場の職長などの管理・監督者が職場で実行すべきことを
専門技術的な立場から協力・支援するものでもあります。

したがって職長は、これらの事項を現場で実施する実務責任者であり、
上司の指示を受け、また、安全管理者（または衛生管理者）と連携を
図りながら現場のリーダーとしてその職務をはたしていくこととなります。



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職長の役割－(1)について

ここでは、職長の立場よりみたＯＳＨＭＳ導入について考えてみます。
１．職長の役割
（１）職長の責務とＯＳＨＭＳ導入の意義

品質、環境における標準化による保証対象は、第一義的にはユーザーであり、
他地域住民に対するものといえます。一方、安全衛生におけるその対象は、
現場の作業者となります。このことは、職長としての管理・監督者の立場から
考えれば、自分の部下に対して安全衛生を保証することなのです。要するに、
自分の職場の安全衛生をより的確かつ確実に確保するということです。

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