1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

第3段階:現場の実行計画の作成・実施について

2018-08-22 13:10:55 | 日記
(1)現場の実行計画の作成
重点実施事項と目標レベルが決まれば、事業場の安全衛生計画を踏まえて、
これらをどのように実施するか5W1Hに従い現場の実行計画を作成します。
職場一人ひとりの役割分担と具体的な活動内容をスケジュールとともに
明らかにします。

(2)計画の実施
どのような計画を立てても職場で実行されなければ意味がありません。
現場の実行計画を実行に移すためには、作業者に十分説明し納得して
もらう必要があるのです。場合によっては研修・教育を実施し、動機づけ
を十分に行います。また進捗状況を確認することが必要です。

進捗状況に遅れなどの問題点があった場合には、当初の目標・成果を達成
するため、その原因を把握し必要な改善を行います。職長が関心のないこと
について作業者が自主的に行うことはまれです。進捗状況の管理は、職長の
関心度を示すバロメーターでもあります。

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第2段階:重点実施事項の決定について

2018-08-22 10:01:56 | 日記
職場の問題点を把握し、その対策が明確になれば、重点実施項目はおのずと
明らかになります。たとえば、リスクアセスメントの結果、優先順位が高いと
されたリスクの低減措置の検討および実施などがそれに相当することに
なります。重点実施事項の検討に当たっては、事業場全体の重点実施事項と
矛盾することがないように、また、「何を」、「何のために」、「どのレベルまで」
を明確にすることが必要です。

特に、具体的な目標レベルの設定は、欠かすことができません。また、
安全衛生活動のマンネリ化はよく聞く話ですが、その原因の1つに、
目標レベルのあいまいさがあげられます。目標レベルが不明確では、
達成度の評価が困難です。また、目標レベルにより、到達するために
必要な活動は当然に異なるはずです。しかし、目標レベルをあいまいのままに
すると、具体的活動も、例年同じような活動がなされることになり、必然的に
マンネリ化に陥ることになります。このため目標についてはできるだけ数値化
することが重要です。


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