夢と希望のバックパッカー(キャスター付き)青年旅行日记

Love youth and backpacker
海外1,000日旅行記

 

5月29日①レンバタ島ラマレラでクジラ漁の もり打ち名人フェニクスさんに合う 漁の様子

2013年05月29日 | 日記
数年前 日本のテレビでやってた番組です。この資料は19年前に撮影されたそうです。

  

この人が番組の主人公でラマレラでは偉大なハンターチャンピオン この土地の言葉ではラマファと言う。長いラマレラの鯨漁の歴史の中でチャンピオンの称号ラマファが誕生したのはたったの18人だけだそうです。










この人がフェニックスさん妻 リマさん当時53歳 番組を見た印象では結構きつい性格です。


ラマレラの鯨漁は 小さな小舟に乗り 船の上から紐のついた長い棒のもりを海にいる数十メートルの巨大な鯨の心臓を狙って 飛び込む しかも 鯨の心臓は硬いろっ骨で覆われているため 鯨の心臓に命中するには 高い技術を必要とする。

しかも






13年前の漁の様子 見事に鯨に命中 と思ったら


小船は鯨に引張られ 遠くまで やがて 海の中に引きずり込まれ 小船は転覆し 何十人もなくなってしまったそうです。


物々交換の市場 土曜日のみ営業 山の村の人と海の村の人が出会う場所 鯨ひと切れでかなり多くの果物や野菜と交換できる










その後 番組では ある日 漁に出ていたフェニックスさんに鯨を捕まえる大きなチャンスがやって来る しかしフェニックスさんは鯨を目の前にしてもりを打つのを ためらってしまう 鯨は深海に逃げ 大きなチャンスを逃してしまった。

フェニックスさんは言う




鯨が取れない日々が続くと次第に機嫌が悪くなるフェニックスさんの妻 ある日フェニックスさんが妻に 耳かきを取ってくれないかと言う すると妻は機嫌悪そうに 自分で取りなさい 私は出かけるから 水汲みしといて下さいね と機嫌悪そうに言う

フェニックスさんも すっかり落ち込んだ様子

ある日 夫を元気つけようとリマさんは貴重な鯨の肉をお米に変えてくる








ある日 突然!


緊急時には誰がどの小船に乗ってもいいことになっている しかし 6人以上集まらないと 小船は出航できない。








鯨の大群が海に


フェニックスさんとは 別の小船が鯨に近づきすぎたため あぶない!
 

次の瞬間 鯨の尾びれで 小舟を一撃


小舟はバラバラに


そして フェニックスさんの出番がやってきた。










フェニックスさんのもりは見事に鯨に命中

その後 2時間も鯨との格闘が続く

陸へ戻る フェニックスさん 


フェニックスさんも村の人々も大喜び




鯨は残すところがなくすべて使われる 分配も細かく分かれている 赤いところが一番もりを打ったフェニックスさんの分 鯨の肉で一番美味しいところだそうです。








干し肉として 保存される






そして こちらが現在のフェニックスさん 77歳?


偉大なハンター フェニックスさんと記念撮影


フェニックスさんとフェニックスさんの息子と僕の3人で記念撮影


フェニックスさんの家の庭です フェニックスさんの妻のリマさん


庭には たくさんの鯨の肉が干されていました。




玄関のところには大きな鯨の骨がかざられていた。






番組でフェニックスさんが乗っていた小船クルクス号

5月29日②レンバタ島ラマレラ フェニクスさんの息子から頂いた鯨の解体の写真

2013年05月29日 | 日記

ウルトラハンター ラマファ(キングの称号)のフェニクスさんの息子に日本のテレビでやっていたフェニックスさんの番組のビデオをコピーしてあげたら 代わりに迫力ある鯨の解体の写真をもらいました。








巨大な鯨 後ろの尾っぽだけでこの大きさ この尾っぽで小舟をたたき壊されることがあるので鯨漁は非常に危険




鯨は 上あごには歯がついてなく穴だけ凹の形をしていて 下あごに歯がついている凸の形をしている













































5月29日③レンバタ島ラマレラ この日の漁は不調 5席の船が海に出て収穫はイルカ2匹だけ

2013年05月29日 | 日記

この日の漁は不調 5席の船が海に出て収穫はイルカ2匹だけ 1500円出して船に乗った観光客もがっかりして戻ってきました。でも あとから聞いた話で ロンボク島のスンギギで知り合った日本人の話では 翌日は大漁だったらしいです。

午後 海辺の船小屋 近くを散歩していると漁を終えた小船が数席 陸へ戻ってきました。




















これだけ大勢の人が海に出て収穫は たった2匹だけのイルカ


それでも子供たちは嬉しそう










カチカチに固まったイルカの遺体










手伝ってくれた子供たちに少し後ろのヒレの肉をおすそわけ


イルカの解体 腹を切り拓くとどっと綿のような腸が出てきた






















出来ればラマレラで もう一泊して 翌日の朝バスに乗ってレウォレバに戻りたかったのですが バスは一日2本しかなくしかも 午前中の便はなく夜中出発と午後の4時しかなかったので この日レウォレバに戻ることにしました。夕方4時頃 スンギギで知り合った日本人のヒロさんを乗せたバスがラマレラに到着 入れ替わるよううにして僕はそのバスに乗りレウォレバに戻りました。バスはガタガタ道を4時間 レウォレバには夜8時頃到着 安宿はインドネシア人観光客と一緒だったのですぐに見つかりました。