ニコンの交換レンズ55-200mmはあるが、山ではこれでも足りない。それ以上だと高価だし、頑丈な三脚も必要となる。どうしようかと迷っていたらテレコンというのがあると教えられた。私は近接撮影用にclose-up lens というのを薦められて買ったが、望遠にはテレコンバージョンレンズだという。
ケンコーあたりのでも一万円では買えない。しばらく保留にしていたら、PENTAX のデジカメで光学２６倍というのを見つけた。しかも、２万台で買えるではないか。それで、テレコンをやめて、ネットでこれを購入した。３日前に届いたので、昨日今日とこれを携えて近所を歩いた。以下の写真がPENTAX X90で撮影したものだ。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑬
先ず、近所の調整池に向かった。そこへ行けば水鳥がいるからだ。①は、そこへ向かう途中、電線上の小鳥を狙った。かなりの距離なので望遠をかなり効かせた。だが、ファインダーの中では被写体をなかなか捉えられない。ときどき、カメラから眼を外して小鳥の位置を確認する。何度か試みてようやくファインダー内に取り入れた。だが、画面が激しく揺れている。「ああ、これでは三脚が要るな」と思いながらシャッターを切った。出来上がったのを見ると、思った通りだ。要するに、これからは、遠くの被写体を写すには手持ちでは無理だということだ---
それがわかった事が収穫と言える。
②・③は調整池の水鳥を撮った。④は、柵を通して、大きな池の向こう側にある教会を撮った。これくらいなら、手持ちでいいだろう。
⑤は、普通の距離のもの試し撮りしただけだ。⑥～⑧は、我家の庭で一般的な近接撮影をした。⑥はボケが効いている。
さて、望遠目的で購入したのだが、このカメラは超近接撮影にも役立つことが分かった。⑨以下がそれである。１センチ近くまで近づけるようだ。
ということで、このカメラは軽くて携帯に便利。それでいて、望遠も近接撮影もOKなのだ。だから、これからは、良い写真を撮ろうとするときはニコンの一眼デジカメ、山や旅行にはこのペンタックスを持参するようになるだろう。なお、PENTAX Ｘ90付属のソフトも、かなり親切で、それを使えば顔写真の修整までやってくれるようだ。
