実施日:2010-4-14
参加者:約40名
天気:晴れ
徒歩コース:JR松戸駅→戸定邸前→戸定が丘歴史公園→千葉大園
芸学部庭園[学生食堂で昼食]→戸定邸→歴史館→坂川
→ふれあい松戸川(江戸川)→樋野口排水機場→松戸駅
※最下段のバーを右にスライドすると、隠れている部分が現れます。
MapFan の地図にソフト「ペイント」で上書きして作成した
【千葉大園芸学部庭園】
ここは学問の場なので、一般人が勝手に入って大声を挙げてはいけない。庭園散策に関しては、松戸市が千葉大に依頼して特別に許可されたとのことだ。希望者は構内の事務棟に行って、総務係の許可を得る必要がある。
10名位の団体なら、松戸市広報か「松戸シティーガイド」のホームページを通して申し込むと良い。ボランティアのガイドが、戸定邸を含めて、親切丁寧に案内してくれる。
この日は青学同窓会のイベントだが、ここの箇所だけは幹事ではなく、(人数が多かったので)4つのグループに分かれて4人のボランティアに案内してもらった。素晴らしい庭園だ。昼食は学生食堂のお世話になることもできた。
戸定が丘公園の自然 にら花が群生する坂道
大学庭園には天皇夫妻訪問の痕跡あり。先週あたりの桜は見事であったろう。各国様式の庭園が整備されている。
洗心館(イギリス式庭園) イタリア式庭園
種類によっては、桜が見頃であった。 赤星先生像
綺麗な花をつけるユリの木とは知らなかった。与謝野晶子は松戸が気に入っていたらしい。ここに文学碑が建てられた。
「きらら」とか「けし」は難しい漢字だ。彼女はポピーが好きだったらしい
【戸定邸と戸定歴史館】
共通入館料:240円 月曜休館日 9:30~16:30
水戸藩最後の藩主昭武(あきたけ)が1884年に建設した。徳川家最後の将軍慶喜と昭武は、ともに水戸斉昭の子ということで、二人は異母兄弟であったのだ。その年齢差にも関わらず、二人は仲が良かったらしい。
1867年に(慶喜の名代として)徳川幕府を代表してパリ万博に昭武は出席したとのことだが、一行には渋沢栄一らもいて、西洋文化や制度を多く学んできた。日本の実業界に果たした渋沢の功績は測り知れない。明治政府になってからの昭武は、かなり「西洋かぶれ」だったようだ。戸定歴史館には、慶喜とともに、昭武が撮影した写真がかなり展示されている。
※戸定邸や渋沢栄一の功績などは、ネットにもいろいろ出ているので、そちらを見てください。
戸定邸内から見た庭園 戸定邸玄関前の庭
【ふれあい松戸川】---MapFan の地図参照
戸定邸を出て坂川に沿い少し上る。その後江戸川土手に上る。そこはサイクリングロードになっていて、土日などはジョギングや散策に利用する人も多い。土手下の河川敷と江戸川の間に小さな流れがある。「ふれあい松戸川」と言って、渡し橋を見つけて対岸に渡ると、小道がある。「ふれあい松戸川」に沿って上流へ歩くと、樋古根川の注ぎ口に出る。ここに「樋野口排水機場」がありゲートになっている。この辺の河川敷は緑の草に覆われていて、ピクニックのお弁当を広げるには格好の場だ。土手上にはトイレもある(地図上の上書き位置は正確でないかも)。気楽に歩けるコースなので、後日、近所の仲間を連れて、「松陰の道」→吉田松陰脱藩の道から「21世紀の森と広場」へ と合わせて、再びこのコースに来ることを考えている。
この日は参加人数が多かったので、土手の坂の草原に座って、自己紹介などで時間をとってから、松戸駅へ向かった。主流は駅近くの店で一杯やりながら交流を深めたようだ。幹事のみなさん、ご苦労さまでした。この東葛支部は同窓会組織の中でも優等生との声が、本部にあるそうです。