龍の言の葉

最近習い始めた短歌に写真を添えたフォト短歌を発表していきます😃

沖縄の海を思い

2022-05-25 14:06:18 | 日記
碧玉か眼裏ひかる海の果て
琉球思い衣を選ぶ

夏日が続く東京です。

美術館の琉球展に行ってまいりました。



着物友達と美術館に行くときは、
それとなく企画に着物を合わせようと頑張る私です。

今回は琉球展なので、
琉球絣やミンサーの帯、琉球紅型染めの羽織…
等があれば言うことなかったのですが、
そんな贅沢な物は持っていないので、
手持ちの物で沖縄感を出そうと工夫いたしました。



単衣小紋に型染めの綿の帯、
母の形見の絽の小紋を仕立て直した長羽織、
帯締めと帯揚げには濃いピンクを効かせて、
蟹のブローチを帯留め代わりに、
羽織紐とかんざしには自作の海色のとんぼ玉を😉



沖縄感、出ておりますでしょうか?







さすが琉球展、
見事な琉球紅型の着物や螺鈿細工など、
手仕事の展示物が多く、
幸せでした。

着物でいらしていた方も多かったです。





金魚のとんぼ玉も進化中です。

1つの玉に2匹金魚を入れられるようになりました😊



こちら、黒出目金の帯留めです。


夏日のガラス制作は汗だくですが、
給水しながらのんびりと進めております。

慌てない、焦らない。

マイペースが長く続けるコツですよね。











金魚玉とドールハウス展

2022-05-13 10:52:15 | 日記
連休中は亡母の法事と義母に母の日のプレゼントを渡しに行ったくらいで、
ずっと仕事とガラス制作に明け暮れておりました。

でも、そのおかげで、
やっと出目金が完成して嬉しかったです😊

赤いベベ纏い(まとい)くるりと踊りたや
掬い(すくい)の網も我は素通り

人気者の赤い出目金を黒出目金が羨む歌を一首。

赤出目金から黒出目金を見た歌も詠んでみたいですね。



赤い金魚に


オレンジの金魚も。

やっと手が慣れてきてくれたようで、
成功率が上がってきました。






連休中に詠んだ短歌です。




そして、
連休疲れが抜けた所で、
横浜そごう美術館で開催中のドールハウス展に行ってまいりました。

アンティークのドールハウスも、
現代の作家さんの作品も、
細密で本当に見応えがありました。

ミニチュア好きの私、
真剣に観すぎて最後の方には目が回りそうになりました😂







写真にするとミニチュアであることが分からなくなるほどのリアリティ、
素晴らしいです。





そしてこの日の着物は、
小さなお家に大きな自分…
ということで、
不思議の国のアリスのイメージで😉

街並み柄の単衣小紋に不思議の国のアリス帯、
母の形見の絽の着物を仕立て直した羽織に、
自作のかんざしにウサギの帯留めです。

実はこのウサギは、
箸置きに帯留めの金具を貼り付けて作りました。

会場で帯を褒めていただき、
嬉しかったです☺













連休入りました

2022-04-29 23:17:39 | 日記
ゴールデンウィーク、やってまいりましたね。

でも、
私にとって5月の連休は稼ぎ時、
毎年用事といえば実家と義実家に顔を出すくらいで、
あとはせっせと仕事に励みます。

旦那も息子も家にいるので、
普段よりも忙しいのは、
お正月休みと同じですね。

それでも新緑が心地いい季節、
早起きして公園にサイクリングに行こうかな、
なんて考えております😉



今日は冷たい雨が降っておりますが、
先日は夏日でしたね。

桜が咲くのは例年より遅かったのに、
藤の盛りはもう終わり、
昨日菖蒲と鉄線が咲いているのを見付けて仰天いたしました😅

菖蒲はともかく、鉄線は夏の花では?

3月の終わりからちょこちょこ顔を出す夏日のせいで、
花たちがフライングするのでしょうね💦

まあ、
私も着物のフライングをしてとっくに単衣を着ているので、
お互いさまではあるのですが。




雨が多いこの頃ですが、
洗える素材や水に強い素材を駆使して、
着物を楽しむことは続けております😉

こちらは、
今昔きもの市で売り子をすることになった友達の応援に行ったときのコーデ。

単衣紬に大島の単衣の道中着、
瓢箪模様の帯に自作のかんざし。

帰りは雨に降られましたが、
二部式の雨コートの下だけを持って行ったので、
くるりと巻いて傘をさしました😉



こちらは、
旦那と近所の小料理屋に行ったときのコーデ。

やはり雨の日だったので、
シルクウールの単衣に野菜柄の半幅帯、
菖蒲のブローチを帯留めにして。

徒歩5分の小料理屋、
着物で呑みに行くには最高の場所です😊









ガラス作品完成話

2022-04-24 18:38:36 | 日記


少し前の話になってしまうのですが、
紅葉した蔦のリース、
無事に完成いたしました😊

何の因果か、
桜の時期に思いっきり秋のリースを作る羽目になりましたが、
きちんと形になってよかったです🍁✨



これからノブドウを作るつもりだったのですが、
さすがにもう葉っぱを作るのが嫌になり、
金魚のとんぼ玉に挑戦してみました。



とんぼ玉を作るのは久しぶりだった上、
金魚の細工がなかなかややこしく、
どうにか形になるまで6個も割っております😅

大変でした~💦💦

でも、
この金魚玉をたくさん作って、
夏のリースにしたいという野望が❗️

果たして出来るかな😅


短歌教室にももちろん着物で通っております😉

雨降りだったので、
綿の単衣に単衣羽織、
綿の半幅帯に柄足袋の気軽な装いで。

分かりにくいですが、
足袋と半幅帯が龍柄です🐉

名付けて、
龍になりたい鯉の滝登りコーデです↗️





春の短歌、
まだまだ続きそうですね😃








鏑木清方展

2022-04-18 06:06:08 | 日記
桜が散った途端に暑くなったり寒くなったり、
更年期の身体はついていくのに大汗をかいております😅

これは真夏の陽射しの1日のこと、
鏑木清方展に行ってまいりました。



有名な築地明石町に寄せた装いで。

着物はこんな楽しみ方も出来るのがいいですよね😃



明治産まれの美人画の大家、
鏑木清方は、
庶民の暮らしを克明に描いた画家としても有名です。



桜の振り袖で桜を見る少女。

桜の盛りに桜の着物や帯を身につけるのは野暮…という風潮は、
昭和の始めに茶道の裏千家流行らせたという説を耳にしたことがあります。

季節の先取りをよしとする感覚は、
そう言えばお茶の世界のものですよね😉

でも私は、
野暮は承知で、
お花見には桜の着物や帯で行きたい派です🌸



夏の気温だったこの日は、
綿麻の水に見立てた新之助上布に魚柄の帯と帯留めを泳がせてみました。

泡に見立てた羽織紐とかんざしは自作です😉

陽射しは暑かったですが、
美術館の中はクーラーが効いていたので、
築地明石町風に長羽織を着て行ってよかったです。




この日の帯は骨董市で見付けました。

パート代で趣味の着物を揃えている私、
呉服屋さんの展示会では『見るだけ』を貫き、
気に入った物があると、
それと似た物を骨董市で探します。

宝探しのようで楽しいです。