龍の言の葉

最近習い始めた短歌に写真を添えたフォト短歌を発表していきます😃

ミニアート展

2022-07-26 16:21:32 | 日記

少し前のことになりますが、
都内のギャラリーでガラスのリースとフォト短歌の展示をいたしました。

コロナ禍ということで、
都内在住の友達のみに告知をさせていただいたのですが、
まるで撤収を待っていたかのように感染件数が上がり始め、
ちょっとドキドキいたしました😅

それでも、
2週間経っても私にも見に来てくれた友達にも感染がなかったので、
ほっとしております。



展示した葡萄リース、



紅葉した蔦のリース、



金魚リースです。







フォト短歌はこちらの三首、
金魚尽くしにいたしました。

夏ですからね♪




一週間の展示でしたが、
私の在廊は3日間でした。

1日目は七夕だったので、
夜空のつもりの紗の着物に天の川イメージの絽の名古屋帯、
自作の星空かんざしと帯飾りをいたしました。




2日目は紫色の紗の着物に鮎が跳ねる紗の名古屋帯、
やはり自作の帯留めとかんざしで。




3日目の着物は、
墨流しのセオアルファに紗紬の名古屋帯、
自作の朝顔の帯飾りとかんざしでした。


暑かったけれど、
いろいろな方に作品を見ていただくことが出来、
とても勉強になった一週間でした。



おまけ😉

3日目に行ったほおずき市で詠んだ歌です。

来年は朝顔市にも行ってみたいですね。









ユーミンを本歌取り

2022-07-21 21:40:13 | 日記
ユーミンこと松任谷由実、
今年でデビュー 50周年だそうです。

バブルの頃は恋愛の教祖と言われたユーミン、
何よりも凄いのは、
昔の歌を聴いてみても古さを感じない所ですよね。

今回はユーミンをオマージュした短歌に、
いいえ本歌取りした短歌にチャレンジしてみました😉



思い出を昇華するよに咲き誇る
8号線沿いゆらめくカンナ

おもいでをしょうかするよにさきほこる
はちごうせんぞいゆらめくかんな


言わずと知れた名曲『カンナ8号線』が本歌でございます。

暑い暑い日、
炎のように咲き誇るカンナの花、揺らめく陽炎…

辛いことも、嫌なことも、幸せだったことも、好きだったことも、
思い出という思い出を執着を断つように昇華して、
次の場面へ移りましょう。


『恨まないのも可愛くないでしょ だから気にせずに♪』

ここのフレーズが大好きな私なのでした😊



じゅうよんや みつめあうならかためだけ
みたされきらぬつきでもきれい

こちらは『十四番目の月』が本歌です。

ユーミンの『十四番目の月』は
告白直前の片想いのときめきを歌っておりますが、

私の短歌は、

相手とがっちりと向き合い過ぎるより、
片目は自分の好きなものを見ていよう。
足りないくらいがきっと調度いいんだよ。

と、
余白と柔軟性を残した大人の人間関係を詠んでおります😉


満月に一歩足りない十四番目の月の帯留め、
星空の帯飾り、星空のかんざしは自作です。




暑さに負けずに着物も着ております。

こちらは、
有松絞りの浴衣を着物風に着て、
龍の絽の帯、
龍の帯留め、実は耳掻きの柘植の龍のかんざしを合わせました。

短歌教室に行った日のコーデです。



こちらは、
やはり有松絞りを着物風に着て、
博多の帯に、
着物と同系色の帯留めと帯飾りを合わせました。

最寄り駅で友達とお茶した日の着姿です。



都内のコロナの感染数、
だいぶ増えてきましたね。

でも、去年に、
コロナ禍でのオリンピックと息子のコロナ受験が重なった経験している私、
それに勝る心労はないだろうと楽観しております。


前回のブログで完成宣言をした金魚リースも、
落ち着いたらやっぱり金魚の配置を直したくなってきたし、
またのんびりと自宅バカンスを楽しみながら、
状況が落ち着くのを待ちます😉










父ネタと金魚リースの完成

2022-07-06 09:57:18 | 日記
酷暑日が続き身体が辛い!
と思ったら、
雨に救われてほっと一息ついております。

35度に慣れてしまうと、
30度が涼しくありがたく感じますよね。


さて、
久しぶりの父ネタですが、
やはり暑さが堪えたらしく、
最近訪問リハビリの拒否が続いていて、
頭を悩ませております😅

父宅はエレベーターのない3階なので、
階段の上り下りが出来なくなる=一人暮らしが出来なくなる、なので、
できるだけリハビリは続けてほしいのですが、
無理にやらせるわけにもいかず💦

父の足の怪我が治って以来、
週に一度のペースで顔を見に行っているのですが、
もう少し増やした方がいいのかな…
それもうるさがられるかな…
などなど、
相変わらず悩みは尽きないですね。

それでも、
父が将来お世話になる予定の老人ホームの資料に目を通し、場所や料金も把握したし、
今月の後半から見学も進めて行く予定です😉

焦らず、慌てず、でも止まらずに。
これをモットーにやって行きます。




金魚のリース、
無事に完成いたしました。




作るのはとても暑かったですが、
涼しげに仕上がり、嬉しいです😊




金魚の短歌ももう一首。

赤い金魚たちから見た黒い金魚への歌です。

意識したわけではないですが、
欅坂時代の平手友梨奈ちゃんを連想させますね。

実はひっそりと推しておりました✨



相変わらず着物も着ております。

有松絞りの浴衣に麻帯で、
足りなくなったガラスを買いに浅草橋に行ったり、



小地谷縮みに紗の帯、
骨董グランデで買った帆船帯留めで、
芭蕉布展に行ったり。



今年は沖縄の返還五十周年なので、
あちこちの美術館で沖縄を特集する催事が開催されていて、嬉しいです😊







菖蒲と紫陽花

2022-06-23 11:17:47 | 日記
梅雨晴れにパステルカラーの風渡る
香しきかな素顔で迎え

東京、
梅雨真っ盛りで、湿度が高い日が続いております。

それでも今年の夏はコロナが大人しく、
綺麗に咲いた菖蒲や紫陽花が刈り取られることがないようで、
何よりですね😀

近所の公園でも菖蒲祭りがやっているということなので、
父の病院が早く終わった日に足を伸ばしてみました。



せっかくの菖蒲祭りなので、
菖蒲柄の浴衣を着物風に着てみました。

帯は野菜柄の半幅帯で😉

かんざし、帯留めは自作です。






菖蒲も紫陽花も、
とても綺麗に咲いていました。



咲く花を刈り取る日々は過ぎ去りし
足音忍ばせ祭りがもどる

まだまだマスクの日々は続きそうですが、
ゆっくりと日常に戻りつつあるようで嬉しいですね😉



菖蒲を着たら紫陽花も着ないと、
季節が過ぎてしまいますね。

やはりセオアルファの墨流しに紫陽花の絽の帯、
自作の紫陽花かんざしと帯留めの、
これでもか紫陽花コーデをしてみました😉



この日は、
有松絞り祭りで仕入れてきた、
染めに難有りB級品の絞りたちの中にあった雪花絞りの反物を、
仕立てに出してまいりました。

仕立て上がりは9月になるそうです。

薄地の正絹なので、
秋単衣として楽しみたいです。









大人の遠足

2022-06-07 23:10:25 | 日記
濃い影と連れ立ち浴衣祭りへと
柳のみどり蔵壁に映え

コロナがだいぶ大人しくなってきたので、
先日、
愛知県の有松祭りに行ってまいりました。

有松と言えば浴衣の有松絞りが有名ですよね😊

そう、
有松祭りは有松絞り祭りなのです。



見事な絞り作品を堪能してまいりました。





なんと、
こちらのオードリーヘップバーンも、
鎧も絞りです。



街並みもレトロで素敵でした。


父の健康状態に不安があるため、
泊まりは止めて4時起き日帰りの強行軍でしたが、
思いきって行ってきてよかったです。

絞りの日傘、ストール、難ありの反物…などなど、
有松絞りを山ほど買ってリフレッシュしてまいりました。



この日はせっかくの有松祭りなので、
絞りの浴衣を襟付きで着て、
単衣の長羽織と半幅帯を合わせました。

有田焼の龍の帯留めと自作のかんざしがポイントです。



踏み込まぬその距離ふるえ壁伝い
糸電話めくあえかな絆

最近お気に入りの歌です。

私は人との距離感を保つのが下手で、
よかれと思ってつい要らぬ事をしてしまうのですが、
大人になった今、
『敢えて踏み込まない優しさ』を目指したいと思うようになりました😉