狼になりたい in 神津

夕食でビール飲んだら急速にガソリン切れ…（笑）
またまた食堂で舟を漕いでおりました。
昼飯にパンでも買いに行こうと言ってましたが、ロールパンを貰ったのでそのまま寝ました。
８時には寝たと思いますが、１１時頃にただならぬ音に起きます。
いや、なかなかのものです。

で、４時半前に浜ちゃんが始動…。
僕も目覚ましの前に起きました。
普段ではありえないですけどね。
オニギリと味噌汁をよばれます。

港に出向くと海央丸が入ってきました。
数人居るようですが、昨日より少ないです…（笑）
ベタ凪だし、恩馳は決定ですが、今日はライバル船が２隻。
名物のよーいドンで平根へ。
陸ヒラに着けるかと思いきや船は沖に、、、。
そして呼ばれます。
浜ちゃんが気を利かせてくれて単独で乗せてもらいました。
カツオアサラ
どんな磯かは、ググってくだされ。

ただし、乗れると夢にも思わず名前は知ってましたが、ポイントもなーーーーんも分らん…（爆）
船着きにウニトゲやマガニの足が落ちているので、ここは底モン場。
もちろん上物も出来るでしょう。
恩馳本島向きや平根向きは、ちょっと出来そうもない。
沖向きにある一段低い磯が良さそうやね。
ピトンの跡もあるし。

まずは荷物整理。。。
磯クーラー、ハードクーラー、ライブウェル、ロッドケース、バッカン。
ちょっと荷物多いな。
ハードクーラーと磯クーラーを一番高い所に置いて、ライブウェルの取っ手をピトンの足に通してロッドケースは掛ける。
ライブウェルの中にマキエバッカンを入れました。
これで足場を何とか確保です。
当日は12時半頃が干潮なので、基本的に足場は広くなる一方です。
低い磯も行けそうですが、まだちょっと波が洗うので慎重に慎重に。。。
それに潮も動いて無いしね。

タックルは、２号の愛竿にフラッシュＣＸ４号、磯フロロ４号直結、ウキはゼクトのＧ３からスタート。
マキエにはタカベを中心に色々と見えてますが、デカイノは見えません。
このまま潮が動かなかったらどうしようって時間が過ぎました。
クーラーには、ある意味本命のイサギが１つ。。。

やがて・・・。

画像では分り難いんですけど流れだしました。

潮波が立ち、鏡が出来ます。
ウキを全遊動Ｘ遠投に代えて、本流釣りのスタートです。
昨今、紀伊半島ではこんな本流の中に魚が居ないことは良く有るんですが、ここは恩馳カツオアサラ！
なんぞ居るやろう。
それに竿３本位まではエサ取りが強くてサシエ持ちません。
エサ取りの下に40位までのイスズミとグレは見えますけどね。

本流、なかなか答えが分らん。
どの流れに仕掛けを入れて、どの位のタナで、どこまで流せばいいのか？
マキエは直接に入れて良いのか？
いろいろ試すのですが、そのたびに数分は流すので、効率が悪い…。

やっと捉えたアタリは、ハンパネ～！
４号通しなので、ソートー強くしたドラグから容赦なくラインが出ます。
しかも今まで聞いたことの無いようなドラグサウンド…（汗）
鮫・・・！？
いや、溜めまくると止まりました。
本流の中を静かに引き寄せてきます。
何度か抵抗にあって、そのたびに腰を落として溜めまくる。
初日といい、今回といい、１発目は準備運動が欲しいですわ。
残り30㍍位、そこから強い…。
やがてウキ止めが見えました。
獲れるかも！？
軽く50㌢、いやひょっとするとひょっとするかも！？
怒らせないようにリフトしますが、魚見えない。
・・・っていうかウキすら見えんし…（汗）
魚の抵抗でウキ止めは数メートル上がってました。
シモリ玉が貫通してたらアウトでしたね。
やがてウキが見えて、その下に魚体が…。
ギラッ！
はぁ？？？？
なんで、光るねん！？
やっぱ、そんな上手い事ある訳ないわなぁぁぁ。
雑にリフトすると、、、、。
イズスミとちゃうぞ。
青モン？？？？
カンパチ・・・？
あぁぁぁぁ・・・・・・！？
シマアジぃぃぃぃ！
しかもデカイ。
もうそっからなんぼ時間を掛けたことでしょう。
それまでの強気のやり取りはどこえやら、腰引け引けのへっぴり腰。。。
何度もリフトして、何度も潜られてを繰り返し、ようやくタモに入りました！

獲った～
よっしゃ～
獲ったど～！

軽く55㌢、いやひょっとして60㌢も、、、。
よー獲れた。
写真を撮ったはずですが、何故か携帯カメラにしかないし…（汗）
しかも血抜きしてバッカンに押し込んだところしかありません。
その画像は、シマアジ先生に失礼なので載せません。
その姿、風格。
素晴らしい魚です。
見惚れる。

その後もパラダイスですわ。
アベレージは、37～8㌢の尾長、たまにイサギ。

エサ取りです。
もちろんキープは40から。
ライブウェルにあるサイズ計を活用しながらキープ。


見回りの海央丸。
45㌢までの尾長とシマアジの55㌢位というと、何キロぐらいと返ってきました。
そうやね～。
関東は、㌔で表す文化やんね～。
多分２㌔はあるよ～と回答。
　石　（片肘着きながら）良いね～、これからもっと良くなると思うよ～♪
　Ｒ　【惚れてまうやろ～♪】

船長の読み通り、干潮間際が特に激流で、サイズも良かったですね。
ライブウェル（45㌢）に置くと尻尾がはみ出すサイズも何枚か。
でも、昨日同様にサメが…（涙）
昼から明らかに45㌢よりエエ手応えを２つ掛けたのですが、寄せて来たところでモーレツに走られプッチン。
軽い手応えなので、イサギだろうとゴリゴリに巻いてもギューーーーンぷっちん。
３連発で逝かれました。
辞めた、魚が可哀想や！

惚れるような本流が流れる中で休憩。
ある意味、贅沢です。
この時食べたバター入りロールパンの味は、生涯忘れることは無いでしょう♪
サメが居なくならないかなと思ってましたが、潮が止まりました。
ありゃ、りゃ…（涙）
でも、狙いたいところはあるんです。
反対側のシモリでガチャガチャの所。
チラチラ見えるんですよ。

ウキをグレイズG6にして１ヒロでチャレンジ。
ガッ、ギューン、バッチン！
瞬殺…（汗）
５号にして狙うとバンバンきますが、すべてぶっこ抜きサイズ。
フワとしたアタリを合せるとギューン、ジジジジッーー、バッチン。
茫然…。
自分の下手さ加減に嫌気がさしました。
最後の１投でなんとか45㌢超（多分当日の最長寸）を仕留めて、カツオアサラでの夢の時間が終えました。
また、乗りたいです。
次回があれば本流を違う攻め方をしてみたいし、際にいた奴とも再戦したい！

浜ちゃんは、ヒラッタイだったそうですが、磯替わりで陸のエボシ。
45㌢までがボチボチだったそうです。
下田までの帰りは、波もなく快適でしたぁ。



シマアジ2.3キロ、もちろん自己記録！
現地で長さを計らなかったことが悔やまれます…（涙）
自宅計測59.5㌢でした。。。


２日目の釣果。。。


◆タックル
ロッド：2号
リール：3000番LBD
ライン：ザイト・フラッシュＣＸ4号
ハリス：ザイト・磯フロロ4～5号
ハリ：オーナー・閂マダイＸ10号、カットグレ10号
ウキ：釣研・全遊動Ｘ遠投の0、ゼクトのG3、グレイズのG6
小物：潮受ウキゴム、潜攻ストッパー
刺しエ：オキアミ生、味付けした奴
マキエ：コテコテ

■釣果
シマアジ：60㌢１枚(氷漬けの翌日に計って59.5㌢なので切り良く…笑）
尾長：40～46㌢１０枚（ライブウェルでの計測＆目測）、以下多数
イサギ：37～38㌢３尾（ライブウェルでの計測）


ＰＳ．
帰って来て直ぐですが、明日からでも行きたいです♪
次回は、１１月ですかねっ、浜ちゃん。。。