このブログに、夕景の画像がたびたび登場します。
それだけ夕日を見に足を運んでいるからです。
夕日をよく見るようになったきっかけは、NHKが2001年に放送した「永六輔のにっぽん夕焼け紀行」でした。
全国の夕焼けの素晴らしい場所を訪ねる番組でした。
永六輔さんは夕焼け評論家とも言われていましたね。
夕日は、誰もが何処でも見ることが出来るし、
それを見る場所やそのときの気持ちによって、さまざまな表情を見せたりもします。
それに、同じ場所からでも日々どこかが違う。
太陽が1日の締めくくりに見せてくれる美しい風景、
日が沈んだ後まで、しばらく空を赤く染めて余韻を残し、明日に繋いでくれる夕焼けの美しさに魅せられます。
昏れて行く、もの悲しさもあるが、明日への期待感をこめて輝く夕日は、千金にも代え難いほど素晴らしい心地にしてくれます。
「夕映」の言葉があるように、西の空ばかりではなく、夕日の光を受けてあたりが美しく輝いて見えます。
今日も夕景を眺めに高台へ。
それは養老先生も言うように、好きなことや面白いことの一つ。
この夕景は毎日でもいい。
わたしにとってそれなのです。