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今日の記憶を一言半句

シクスティーズの日々それぞれの定年後

ホームページ作成に関するHTML・CSS・JavaScriptの辞書を探しに古本屋へ。

 

探し物はすぐ見つかったので、店内をウロウロと徘徊。

最近はめっきり読書から遠ざかっている。

単行本の棚に目を通していると、目にとまった一冊が。

 

 

その本は「シクスティーズの日々それぞれの定年後」のタイトル。

なにか覚えのあるタイトルだと思いながら本を開いてみた。

思い出した。

 

この本は、朝日新聞家庭欄に、2002年~2003年の1年間連載したコラム「仕上げの時、助走の時シクスティーズの日々」を大幅に加筆して本にしたものでした。

当時、まもなく60歳を迎える頃でしたから、毎週このコラムを夫婦で読んでいた。

その後に参考になったことが幾つかあった。

 

 

2001年にマイホームページを立ち上げ、その中にブログと同じようなページを作り、日々のことを書いていた。

このコラムのことを書いていたのを思い出し、その当時のHTMLファイルを保存してあるので開いてみた。

ありました。

日付は2003年7月5日でした。

 

丁度20年前でした。

 

以下はその原文です。

ビートルズの曲に「ホエン・アイム・シクスティー・フォー」がある。

ビートルズの歌を口ずさんでいた団塊の世代が、まさにこの曲のフレーズそのものの60歳代に入っていく。

朝日新聞家庭欄に「仕上げの時 助走の時”シクスティーズの日々”」のタイトルで、夫婦の関係のあり方に視線を向けて、60歳代の新しい生き方へのさまざまな問題を、取材にもとづいて提言していた連載記事が、1年を経て終わった。

 同世代の人たちが置かれている、百人百様の生の声に、共感したり驚いたり、時には衝撃を受けたりの内容であった。

 男性誌などで、定年からの再チャレンジなどと、さまざまな提案をしているものの、60代家庭には、男達が「仕事」にかまけて、見ないで済ませてきた課題が山積だったりで、なかなかそうはいかないのが現実のようだ。

これまでに積み残してきた課題やら、さらに今後の人生に降ってくる課題やらを、どう夫婦でクリアしていくか、その力量がもっとも問われる世代でもあるようだ。

 連載の最後に、「今後何をどう分かち合って暮らすか、自分たちの固有の条件にふさわしい新たな関係の形を見つけ出す。それができた夫婦は、その後が安らかにちがいない」とむすんでいる。

 私も、まもなく「ホエン・アイム・シクスティー・フォー」の年代に入って行こうとしている。この曲を聴きながら、自らに問いかけてもみた・・・・・。

 

日本語訳付きの「ホエン・アイム・シクスティー・フォー」

歌っているのはビートルズではなくカバー曲です

 

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