湘南マランドロのブラジルピアノと、オルガン♪

ブラジル音楽専門のピアニスト/オルガニスト今井亮太郎のゴキゲンblog!!

シネマ・ボッサ 本人が収録曲紹介!Vol.2 ♪ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ

2020-06-16 18:00:00 | 『シネマ・ボッサ』収録曲紹介
【シネマ・ボッサ 本人が収録曲紹介!Vol.2 ♪ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ】

日本コロムビアより7月1日リリースとなる今井亮太郎Newアルバム『シネマ・ボッサ』。
今井亮太郎にとっては5年ぶりの新作アルバムとなりますψ(`∇´)ψ


いよいよリリースまであと半月ほど!
総勢15名ものアーティストで作り上げた今作は、”シネマミュージックの名作たちをBossaNovaでお贈りする“というコンセプト!
せっかくですからリリースカウントダウン記念に、メインアーティスト&アレンジャー&音楽プロデューサーである本人の僕 今井亮太郎が『シネマ・ボッサ』収録曲の聴きどころやエピソードなどをご紹介しております(^^)


今回は『シネマ・ボッサ』2曲目に収録されている「ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ」。


『シネマ・ボッサ』の制作が決まって、スタッフ
のみなさまと収録曲の選曲をしていたのが3月頃。
スタッフのみなさまの候補曲リスト上位には、いつも必ず『ニュー・シネマ・パラダイス』があった。
しかし僕はピンときていなかったのだ。
なぜかと言ったら、お恥ずかしながら僕はこの映画を観たことがなかったからだ。
スタッフのみなさまはこの曲はマスト!という雰囲気。


よし!とりあえずこの映画を観てみよう!
話はそれからだ。
ということで、『ニュー・シネマ・パラダイス』観てみた。


、、、
もう、感動しすぎですよ。
涙、涙、涙で、あまりに良い映画!
音楽も素晴らしすぎる!
今まで観ていなかったのがもったいなかったくらいの名作!


観終わってすぐに「ニュー・シネマ・パラダイスの曲、ぜひ『シネマ・ボッサ』でやりたいです!」と連絡を入れたのでした(笑)
そんなわけで収録することになったのでした♪


イタリアの名作曲家エンニオ・モリコーネが音楽を担当している映画『ニュー・シネマ・パラダイス』は、音楽も本当に名曲揃い。
どの曲を取り上げようかとても悩んだのですが、やはりこの映画の一番印象的なシーンで流れる楽曲「愛のテーマ」にしました♪
『シネマ・ボッサ』のアレンジで一番大切にした部分は、”映画のワンシーンを思い出せる”こと。
映画を観た人の数だけ、それぞれの想いがあると思うので、そのイメージをできるだけ壊さず広げたい、と考えてアレンジしました^_^


Organ&Piano/今井亮太郎、Accordion/田ノ岡三郎、Flute/満島貴子、Marimba/亀井恵、Guitar/外園健彦、Bass/コモブチキイチロウ、Drums/Alex、Percussion/Celsinho Silvaというメンバー。


冒頭のGuitarのイントロから、メロディに入った瞬間にハモンド・オルガンの音色でワァ〜!っと広がる感じがアレンジのまず最初のイメージだった!
映画の中で「愛のテーマ」が出てくる時は感情が大きく動く時。その感情の揺さぶりを表現したくて。


楽曲の途中では田ノ岡三郎さんの素晴らしいアコーディオンが入ってきて、一気に世界観がイタリアの良き古き時代に飛ぶような雰囲気になるんだよね♪
レコーディングの時に「田ノ岡さん、ズルいゾ〜!!」とエンジニア成田浩一郎さんと僕で思わず口にしてしまったほどカッコいいのだ!


そして、ラストコーラスでメロディに戻る時に、満を辞して入ってくるCelsinho Silvaのパンデイロ。Celsinhoのパンデイロって高貴なサウンドがして、これがなんとも感情が昂らずにはいられないんだよね!


隠れ聴きどころとしては、Flute!
満島貴子さんの、本当にさりげないFluteが実はアレンジの味噌だったりします(笑)
「愛のテーマ」は1コーラスが、アーメン終始という教会のサウンドみたいな和音進行で終わるのだけど、ここを大事にした!
映画の中で出てくる映画館はもともとは教会が管理していたからこそ、ね(●´艸`)
そのアーメン終始の部分のFluteがまーーーっすぐ綺麗にB♭の音を奏でていて、これがたまらんのだ(笑)


もうひとつ、余談をお話しすると…
今回の『シネマ・ボッサ』でのレコーディングの多くに使用したピアノは、東戸塚のプライベートホールSala Masakaにあるチェコの名器ペトロフのグランドピアノ!
気品高く大きく広がっていくような味わいのあるピアノです♪
で、
この「ニュー・シネマ・パラダイス 愛のテーマ」を作曲したエンニオ・モリコーネの家のピアノは、ペトロフだそうですよ\(^o^)/
なんか嬉しい共通点ですψ(`∇´)ψ



ってなわけで、
とっても思い入れのある一曲に仕上がりました!!

ぜひぜひお聴きいただけたら幸いです♪


『シネマ・ボッサ』は新星堂、山野楽器、タワーレコードなどCDショップや、Amazonなどのオンラインショップで予約できます。
もちろんLIVEで僕から直前ご購入もできますよ〜\(^o^)/

お楽しみに!デス♪




☆今井亮太郎『シネマ・ボッサ〜ニュー・シネマ・パラダイス/ラ・ラ・ランド〜』
2020.7.1(水)リリース!
¥2,200(税込) COCB-54303
※新星堂、山野楽器、タワーレコードなど全国CDショップ、Amazonなどwebショップにてご予約開始されています♪

〜新旧のシネマの名曲をボッサ・テイストで演奏した、究極のシネマ・ミュージック・アルバム〜
ボサノヴァ・サンバのピアノスト&オルガン奏者、今井亮太郎がシネマ・ミュージックに挑んだアルバム。「ボサノヴァ」×「シネマ・ミュージック」の組み合わせは、じっくり聴いても、BGMにもぴったり!おしゃれな雰囲気で名曲をたのしめる、リラックスに最適な一枚。シネマの名曲はもちろん、今井亮太郎の新曲も収録!ハモンド・オルガンのサウンドにも注目。

↓日本コロムビアのページ↓


↓『シネマ・ボッサ』試聴ダイジェスト映像はコチラ↓


* * *

〈今井亮太郎LIVE info〉


♪7.4(土) / 珈琲美学(学芸大学)
今井亮太郎ソロプロジェクトVol.98
Ryotaro Trio Groovin'
〜『シネマ・ボッサ』リリース記念!15名限定LIVE〜
メンバー *
今井亮太郎(Piano/Organ)
亀山アキラ(Bass)
黒田清高(Drums)
オープン * 12:00
ステージ * 13:00〜
チャージ * ¥4,000
※ご予約・お問い合わせ
mail : ryotaro_pianista@yahoo.co.jp
tel :  03-3710-1695 (珈琲美学 : 営業時間のみ)
- 珈琲美学 -
東京都目黒区鷹番2-19-20-B1
東急東横線学芸大学駅 徒歩1分
03-3710-1695

※通常の半分以下に席数に限定しておりますので、各席の間に十分な距離を確保し、ゆったり座っていただけます。
こまめに換気を徹底するなど、できる限りの万全の対策で開催させていただきます。



[LIVE紹介]
5年ぶりの新作となる『シネマ・ボッサ』を7月1日にリリースする今井亮太郎が、リリース直後に15名限定でのスペシャルリリースLIVEを開催!
レコーディングメンバーでもある亀山アキラ、黒田清高との「Ryotaro Trio Groovin' 」が、シネマミュージックをBossaグルーヴで奏でる、昼下がりのひととき。
美味しいコーヒーとともに、至高の時間をご堪能ください。

* * *

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